極にゃみ的2010総集編
ここ2年ほど、ナニゲに挫折したまま復活する気配もなく、山ヤ的には半分現役引退状態で推移しているのだが、一年の終わりに、しょぼい登りの記憶を総括してみんとて。
2年連続ぬくぬくと自宅のフトンにくるまって迎えた2010元旦。“初詣”と称して近所の裏山を徘徊していると、穂高で悪天敗退して帰阪中の組長から着信。「仕切りなおしで近場の山へ行くけど、一緒にどや?」とのお誘いに、二つ返事でエントリー。で、2010歩き初めは台高へ。前夜泊山中1泊で、一度行ってみたかった雪の明神平に行くことができた。
3月に恒例の雪上救助訓練には参加したものの、雪山はそれで終了。
例年GWは剱岳あたりを徘徊していることが多かったんだけど、今年は西へ。広島の兄仙人にご案内いただいて、温暖で景色の美しい広島の山でまったり和み系の山旅。
連休後半は福井へ移動、美味三昧ボルダり三昧のロクスケ合宿。ホントにいつも楽しくて幸せ。福井の皆さんありがとう。
インドアはともかく、ナマ岩はホントにご無沙汰だったんだけど、5月の末にSWACのN師匠がお声をかけてくださって、近場のゲレンデながらちょー久々にお外でクライミング。雨になった翌日にはエイドもやってみたりなんかして。翌週もナゼかイキオイで保塁岩へも出没。
沢シーズン始めは恒例「沢のレスキュー」講習会。
7月の連休は全山遭に出席したその足で、同じく東京出張だったK嬢と奥多摩へ。
奥多摩から雲取、丹波へ下って大菩薩峠へ登り返すという、巻き添えをくらったK嬢はさぞ恨んでいたであろう、えげつない大縦走。
8月は、これまた豪華2本立てで、前半はツイッターで知り合ったmichikoさんと後立縦走。針ノ木雪渓から蓮華、七倉岳、船窪と越え、憧れの船窪小屋にも泊まれてよい思い出に。
下山後、糸魚川回りで福井へ移動して福井の友人らとまったりと過ごし、台風4号と共に北陸道を北上してくるS穂クラブのパーティに合流。お盆は東北・吾妻連峰大滝沢 へ行った。
盆明けからは、9月の計画に向けてちまちまトレーニング。一応マルチピッチのお稽古をちっとはしとかんとアカンやろということで雪彦 へ。
この流れで9月の頭には前夜泊日帰りで滋賀県の沢・愛知川水系神崎川本流 。
9月連休は17日の夜出発で谷川岳。18日に一ノ倉沢でクライミング、19日に沢登りの予定だったのに…、初日の3ルンゼでなんとマサカマサカのビバーク。
そっから先は、諸般の事情で遠出はしないでずっと六甲山をうろうろ。11月23日には「KOBE六甲全山縦走大会」に(ナイショだけど)初参加。
大会の半月ほど前に腰を傷めて、しかも腰をかばってヘンな歩き方をするせいか元々ヤバかった膝まで悪化してどうなることやらと思ったけど、「超ゆっくりローインパクトに歩く作戦」でなんとか完走。14時間もかかったけどね。一緒に歩いてくださった兄仙人のおかげです。
アルパインクライマー的には“終わってる”感がそこはかとなく漂ってるけど、歩き屋としてはなかなか歩きに歩いた年だったな。
お世話になった皆さま、ホントにありがとうございました。
それから…
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