4年ぶりの「D口会初釜」
アメリカに移住されていたD-yan師匠が昨年ようやく帰国され、今年は久々に初釜会が開催される運びに。長年お茶のお稽古もさぼったままで、初釜は2007年以来。お作法も何もかもすっかり忘れているのだけど・・・まずは彩りも美しい点心から。
汁は、上品な白味噌仕立に白い生麩という美しいもので、吸い口にちょんと乗せられていた和辛子がいい感じのアクセントに。
続いて濃茶。
お菓子の葩餅は、うっすら透けて見える紅が桜形という非常に繊細で美しいもの。しっとりとなめらかな求肥、ほんのり白味噌風味が上品な味噌餡、野趣溢れる牛蒡の蜜煮のバランスがとても素晴らしかった。いつもは鶴屋吉信製なのだが、今年はいったいどこ?と思ったら、なんと師匠のお手製だということで一同驚愕。
お濃茶は裏千家今日庵お好み、一保堂「明昔(さやかのむかし)」。続いて、薄茶。
可愛らしいうさぎと、おめでたい鶴亀のお干菓子で、各自二服いただいた。お茶事が終わったあとは、恒例の“なんちゃって”撮影会?
まともに正座もしていられない困った弟子たちですが、愛想をつかすこともなく、優しく見守ってくださる師匠に感謝。新年から楽しく和やかなひと時、ありがとうございました。
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