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『別冊PEAKS 山岳遭難 最新エマージェンシーBOOK』

エイ出版から、山岳遭難をテーマにしたムックが発行された。Peaks_book「安全快適な登山のために!生死を分ける知識と技術」というサブタイトルのとおり、遭難や事故を防ぐために必要なノウハウが盛り込まれている。プランニング、ナビゲーション、気象、ウエアリング、野営に関する基礎知識など、入門書としてもバランスのよい構成。プラスアルファとして、サバイバルを視野に入れた食料に関する知識や、ファーストエイドやレスキューの基礎知識など。とくに面白かったのが、柏澄子氏を座長に、プロガイドの黒田誠氏、加藤美樹氏、ナビゲーションや野外リスクマネジメントの専門家・村越真氏による特別座談会「登山のカナメ、考えるチカラ」。“山のプロフェッショナルが登山の現場からリスクを軽減して遭難を減らすためのノウハウを語り合う”というもので、いろいろと深い示唆に富んだ内容。一読の価値ある一冊だ。

別冊PEAKS 山岳遭難 最新エマージェンシーBOOK
2011年2月10日発行 エイ出版社 刊

ちょこっとだけ抜粋。

「装備を持つことで、リスクに対応できると思い違いすることもありますね。ビーコンを持っているから雪崩に遭っても大丈夫とか、ゴアテックスの雨具を着ていれば雨が降っても台風が来ても大丈夫とか。そういうことはまったくありません。大切なのは判断能力であり、いい道具を持つことと判断能力を両立させないと有効には使えません」黒田誠氏

「登山の経験には“よい経験”と“悪い経験”があると思うのです。たまたま登れてしまった登山は、そのままでは悪い経験になってしまいます。問題が隠されていたとしてもそれを考えず、ただ登れたという事実だけが残ります」加藤美樹氏

「道迷いは初級者に多いかと思われがちですが、そうでもありません。(略)初級には初級の、上級には上級のリスクがあるわけです」黒田誠氏

下山後にするべきこと。その登山を振り返って次につなげる。
「振り返りをグループでシェアする場合、全体をスーパーバイズできる人がいればなおよいですね。リーダーは気づいていても、初級の参加者は気づいていないリスクもあるだろうし、反対もあるかもしれません。」村越真氏
「こういった作業は信頼関係のある間柄でなければできませんね。ネットで質問したって回答なんて得られない」加藤美樹氏

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コメント

ア○ゾンにて注文したなう

投稿: Kず | 2011年1月30日 (日) 17:53

おお!
「おでんや文庫」に近々登場ですね。
楽しみ楽しみ・・・happy01

投稿: にゃみにゃみ。 | 2011年1月30日 (日) 19:27

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