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敏馬(みぬめ)神社

式内社で、ご祭神は素盞嗚尊、Dsc00564天照皇大神・熊野坐神。『摂津国風土記』によると、神功皇后が九州へ向かうとき、尼崎・神埼の松原に神々を集めて戦勝を祈願したが、能勢の美奴売(みぬめ)山の神の託宣により、その山の杉を伐り出して船を造ったところ、新羅との戦いにも大勝利を収め、その後神が導いた場所に祀ったのがこの神社の起こりだとか。

Dsc00565二号線に面した鳥居をくぐると、すぐに石段があって、社殿はその上に建てられている。今よりずっと温暖で、海面高度が4mほど高かった「縄文海進期」にはちょうど鳥居の辺りが海岸線で、境内は岬状に海に突き出していたそう。


Dsc00575この地は、奈良朝時代に「敏馬の泊(みぬめのとまり)」 という港として栄えた歴史を持つ。大陸からの使節には『生田で醸した酒を敏馬でたまわる』という習慣があり、命がけの航海をしてきた旅人をねぎらうと共に畿内へ入る前に穢れを祓うという場でもあったようだ。

Dsc00570かわいらしい干支の大絵馬が奉納されていた。

★敏馬神社
神戸市灘区岩屋中町4-1-8


「玉藻刈る 敏馬を過ぎて 夏草の 野島の崎に 舟近づきぬ」柿本人麻呂

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