新春恒例 大谷記念美術館にて日本画展
毎年恒例、年明けには西宮市大谷記念美術館で所蔵作品による日本画展が行われる。富岡鉄斎、竹内栖鳳、横山大観、川合玉堂、橋本関雪、前田青邨、奥村土牛、山下摩起、堂本印象、小倉遊亀など、日本の近代絵画界を代表する大家の作品が一堂に。毎年見ても、自分の見え方が少しずつ変わっているのが面白い。
今年は不思議に山下摩起さんの作品が気になった。明治23年生まれ、神戸出身の画家で、一時「摩耶」を名乗っていたこともある。独特のタッチの仏画が印象的だった。寒い季節でもあり、静かにゆったりと見られたのがとてもよかった。
去年は1月12日に行っているので、一日違いなのだが、今年も蝋梅が2輪ほどほころびかけていた。
花が少ない時期だが、お手入れが行き届いた大谷庭園ならでは、緑のグラデーションで構成された景観も潔い感じですてき。
花と言えば、シコンノボタンが咲いていた。ブラジル原産で別名「ブラジリアン・スパイダーフラワー」。熱帯原産の割りに寒さに強く、本来夏から秋にかけてが花期だと思うのだが、最近では冬中咲いているような・・
★西宮市大谷記念美術館
西宮市中浜町4-38
0798-33-0164
『日本画 —自然と美を描く—』
~2月13日(日) ※水曜休館
10:00~17:00(入館~16:30)
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