ボル飲み!@スハラ池田店
「ボル飲みやろうよー」とつぶやいていたのが、ついに実行に移された。行き先は、まだ新しいスハラジムの池田店。
阪急宝塚線池田駅から徒歩5分くらいの好立地。コンパクトな空間ながら、おもしろい形状の壁。
まるでカフェのような明るくてお洒落な雰囲気。さらに、2階にすごい壁が増設工事中だった。メンバーは・・・、
旅料理人クライマーHIROさん夫妻、六甲山つながりでツイッターで知り合ったFukuzo&monacoちゃん夫妻。腕が売り切れたところで、近所の居酒屋にてイッパイ。
(半分はコチラが目的)
楽しくて美味しい夜でした。みなさんありがとう。
★スハラクライミングジム
池田店/
池田市城南1丁目9-26
072-741-6937
火~金曜日 13:00~22:00
土・日・祝 10:00~21:00
月曜定休(祝日の場合は営業)
カルチョーフィーが来た!
先日、美味なるおうちイタリアンをご馳走になったばかりの知人から今度は「カルチョーフィーが届いた」とのことで・・・またまたイタリアンな夕べ。
カルチョーフィーとは、アーティーチョークのことで、キク科チョウセンアザミ属の多年草。巨大なつぼみを食用にする。ボッタルガ(からすみ)とあわせて、パスタに仕立てる・・・
ちょっと収穫時期が遅かったようで、硬くなっていたので下処理がたいへん。レモン入りの湯で茹でてカットし、炒めてパスタと和える。暑い日だったし、ぜったいコレは冷えたスプマンテだ!と思って、廉価で美味しい「Arniston Bay Charmat Brut」を。
「適当にサブメニュー作って」って言われてアドリブでレンズ豆のイタリア風煮と、ズッキーニと海老のソテーを作成。パスタは、日本では見たことのない超ロングなスパゲッティ。モチモチしてとっても美味しかった。カルチョーフィーとボッタルガの組み合わせは、もう絶妙としか・・・オリーブオイルとにんにくとタカノツメだけのシンプルな味付けだけど、なんとも言えない奥行きのある味わい。
シメに、リコッタ・フォルテ。ふつうのリコッタチーズと異なり、かなり強烈な癖がある。「酒のアテにぴったりやね」って言ったら、「癖がありすぎてダメな人も多いけど、酒飲みはみんなそう言うわ」やって・・・
珍しい美味三昧、ご馳走様でした。
ちなみに、先日のメニュー、ボレッジーネのパスタ以外はトスカーナ料理ではなく、プーリア料理であったらし。
ランドネ 2011.8月号
「山歩きの夏支度」と題して、今回から3号連続で誌上『山歩き教室』を特集。「夏山直前おすすめトレイル♯3 萌え立つブナに包まれる信越トレイル・ガイドツアー 【長野県・飯山】」の記事を担当させていただいてます。とっても素敵な信越トレイルの魅力をたっぷりと紹介。ぜひ手にとってご覧くださいね。
★信越トレイル取材風景
★北信濃 飯山・なべくらの美味と「なべくら高原森の家」
“女性のためのトレッキング講座”アドバンス②
アドバンスクラスの2回目。
アドバンスクラス①に比べるとかなりラクなコース設定ではあるが・・。「雨でも歩けるコース」「季節のお花を楽しめるところ」ってコトで大師道から森林植物園へ。
途中、ホタルブクロ、オカトラノオ、ヤマボウシなどが咲いていた。
森林植物園ではアジサイがそろそろ見頃を迎えて、シチダンカや黒姫がきれいだった。
歩いて下山・・のつもりが、急に雨が強くなったのでバスにて下山。お疲れさまでした。
アジアン料理三昧@HIROさん
クライマーでアジア料理人のHIROさん宅にて、超絶美味なるアジアン宴会。
タイ風のさっぱり爽やかなシーフード&春雨のサラダから始まり、かぼちゃとオクラのパコラ、タイ風の辛いソースで食べるムール貝、もちろん手作りのモモ、エスニック風味の鯛料理、タイ風カリーとアジアン美味の大連発。
そこへ、釣り師AOKさんがアマゴを持って飛び入りしてくださって、酒蒸し&塩焼きを振舞ってくれたり、美味三昧の夜が更けていった。美味しくて楽しいひと時をありがとうございました。
大阪パルコープさんの講座にて
雨予報から一転、梅雨とは思えないいい天気に恵まれて、涼しい六甲山上で、山女子たちと楽しく歩いた一日。お疲れさまでした。
途中、記念碑台の自然保護センターで六甲みつばち王国のKさんにお会いして、
信越特産「ねずみ大根」「ぼたんこしょう」
先日、取材で訪れた北信州で買ってきたお土産・・JAショップなど、地野菜などを売ってるお店を覗くのが好きで、地域特有の作物などを発見するとうれしくなるんだけど、講習先へ直行だったので、あまり生野菜は買えなかった(にゃミステリーツアーで出そうと思ったネマガリダケとナメコくらい)。で、携行性がいい品を物色して見つけたのがこの2種。
ひとつはねずみ大根の漬物。以前に「おしぼりうどん」という信州の郷土料理にトライしたときに知ったのだが、今回季節的に生はなくて、漬物をゲット。ほんのりとした辛味と爽やかな甘さが特徴的。
肉質が硬くて、しっかりとした噛み応えがある。もうひとつは、ぼたんこしょうというピーマン型の唐辛子を使ったふりかけ。ピリ辛でなかなか美味しかった。
ぼたんこしょうは、季節的にありそうだったからぜひ生を入手したかったのだが発見できず残念。
『真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ』
大沼紀子さんの最新作で、文庫書き下ろし。女子高校生の主人公が、春休み中のある日、昼前くらいに起きたら、いつもは勤め先のスナックから酔っ払って帰ってきて床の上で寝ている母が不在。しかも母の荷物が忽然と消えている。そして、
「のぞみんへ
おはよう!びっくりした?びっくりしたよね~? ごめんね。ハハは、ちょっと旅に出ます。」という置手紙があった。それまでも、たびたび娘をあちこちに預けては失踪するということを繰り返していた母なので、さして驚くこともなく、置手紙に書かれていた“腹違いの姉”を訪ねると、そこには真夜中にだけ開店するという謎めいたパン屋があって、姉は半年前に亡くなっていた・・・というストーリー。
6つの章がパンの製造工程
「Frasage―材料を混ぜ合わせる」
「Petrissage&Pointage―生地捏ね 第一次発酵」
「Division&Detente―分割&ベンチタイム」
「Faconnage&Appret―成形&第二次発酵」
「Coupe―クープ」
「Cuisson avec buee―焼成」
で構成されているのが、意味深長で面白い。
託卵するカッコウのような母と、母を反面教師として“まっとうに育つ”ことに必死な娘、謎多き笑顔のオーナーと口の悪いイケメンパン職人、もう一組のネグレクトの母子、さらには覗き魔やら、ニューハーフやら・・・なんだか不思議な登場人物たちが織り成す、なんだかあったかい物語。
この作家の作品は・・・、
『バラ色タイムカプセル』、『ゆくとしくるとし』 もそうだが、ステロタイプな言い方をすれば“欠陥家庭”的な環境で、世間一般からすれば“ちょっとズレた”人々によってつむぎだされる独特の世界。飄々と、しかし温かなまなざしで語られるそれらのストーリーは、「ひとといっしょじゃなくてもええやん」、「自分が自分らしくあることを、常識とか世間体なんてもので否定しなくてええやん」、って言う感覚によって構築されている。多少なりとも、ステロタイプから逸脱しているものからすると、柔らかなカタルシスのようなものがそこには感じられるのである。
『真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ』
大沼 紀子 著
ポプラ社 刊(ポプラ文庫)
2011年05月 初版発行
ナント(710)!7月10日は、マサカマサカの「3.5」!
当初予定していた5月29日が例年より10日以上早い入梅のため雨となって順延になり、悪天予報の中「雨でもやるで~!」ってコトで開催された『Mt.Rokko Outdoor Session Vol.3 2011 Spring/Summer』。
日程変更で来られなくなった方もあり、子どもさんがまだ小さいファミリーなど当日の雨予報であきらめた方も少なくなかったようで、「秋まで待てない!」ってワケで、ナナナント「3.5」の開催が決定!
日時 : 7月10日(日)10:00- 15:00
場所 : 六甲ケーブル山上駅 天覧台
入場 : 無料
出店 : 1ブース(約2x2m) ¥1.500 アウトドアグッズ限定、先着20組今は使わなく眠っているアイテム、購入してみたものの出番が少ないアイテムなどを他の方に使ってもらえるチャンス!!これから山をやりたいというビギナーにはうれしいチャンス!ほしいけど手の届かなかったギアが手にはいるかも!!子供用のアウトドアアイテムで小さくなってしまったものを出品して、売り上げでおNEWをgetというのも賢い選択ですよ。
【Mt.Rokko Outdoor Session ローカルルール】
・車でのご来場はお断りしています。ハイク、ラン、自転車、ケーブルなどでどうぞ。
・飲食ブースでは、使い捨て食器を使用しません。マイ食器・カトラリー・カップ等をご用意ください。
・ゴミはすべてお持ち帰りください。Mt.Rokko Outdoor Session 2011 Spring/Summer オリジナルロゴ入 ダイネックスカップ&ライトマイファイヤースポークを販売します。
東北の被災地支援のためのドネーションを乗せたROKKOオリジナルグッズ。利益は全額支援に使われます。カッコいいオリジナルグッズをゲットして支援につなげよう!
フリーマーケットブース出店のお申し込み・お問い合わせは・・・
白馬堂Rokko
078-841-8986
mail: info★hakubado.com(★→@)
水無月廿壱日
この時期らしいお菓子をいただいた。岐阜の長良川畔に本店がある、創業100年の老舗菓子舗「玉井屋」さんの『やき鮎』。鮎と言うよりサンショウウオっぽい気もするけど
、お味はしごく上品。ほんのり甘くて、お茶請けに最適。
ところで、初版1刷発行から丸2年となる『六甲山を歩こう!』。おかげさまで順調に売れて、ちょうど一年目で2刷、そして先ごろ3刷が発行され、本日届きました。
順調に版を重ねることができたのも、六甲山が大好きでいてくださる皆様のおかげです。ありがとうございます。
ディート不使用・子供にも安心な虫除けスプレー
虫には異様にモテる極にゃみ的には、吸血虫が跋扈するこれからの季節はとてもユーウツ。先日も紅葉谷でマブタを刺されて腫れ上がり、えらいことになったばかり。虫除けはマストアイテムなのだが、一般に販売されているものはほぼすべて「ディート」が使われている。やむなく使用していたけれど、先日天然ハーブ使用・ディート不使用の虫除けスプレーを見つけて買ってみたところ、コレがなかなかGood。
シトロネラ、ペパーミント、レモングラス、ゼラニウムなどのエッセンシャルオイルの香りで虫が忌避するというもので、人間にとっては爽やかでとてもいい香り。人工的な香料は好きではないけど、この香りは違和感がなくて、いい感じ。
「無添加工房okada」が製造販売しているもので、白馬堂Rokkoで買えます。
100ml入り/定価1200円
いただきもの2つ
最近いただいた、ちょっと気の利いたものを2つご紹介。一つ目は、ツイッターで知り合ったgspoohさんからいただいたもの。「Mt.Rokko Outdoor Session」Vol.3のとき、都合で会場には来れないけれど、スペシャルアイテムを購入して支援をするよ!って申し出てくださった方々のひとり。
で、受け渡しのときにプレゼントしてくださったもので、我が兵庫県が誇る「鞄の街 豊岡」にあるファクトリーショップオリジナルの本革製ミンティア・フリスク専用ケース。チープなフリスクのパッケージもシックに携行できる。
★アトリエNUU
兵庫県豊岡市中央町7-28
0796-22-7732
10:00~18:00
火曜定休もうひとつは、好きな噺家「歌う落語家、桂 雀三郎」さんのオリジナルグッズ。弱酸性・・ちゃうわ、じゃくさんの名前入り・雀柄のバンダナ。奥様が山ヤさんって関係で、うちの組長がいただいたもののお相伴に与ったのだが、可愛くてとてもうれしい。
「はげ・ツル~・うすい・すべるは、禁句でっせ!」だって。 ・・・あ、ゴメンなさい、組長!
飛び金
昨日の沢レスキュー講習会のおさらい。沢では、クライミングエリアと異なり、ボルトやピトンなどの人工的な支点はあまり期待できないが、立ち木や河原にあるごろ石などを使って強固なアンカーを構築することができる。
※例;「石八」
開けた河原であれば話は別だが、ヘリでアクセスできない場所も少なくないため、救助活動には引き上げや引き下ろしなどの技術が必要となることが想定される。背負い搬送するには足場などの条件が悪いことも多い。引き上げなどを行う際に、立ち木や岩などが邪魔をして直線的にラインを引くことができない場合、ラインを屈曲させる技術が「飛び金」である。障害物を避けるように方向を変える中間アンカーを構築する。アンカーにはムンター+マリナーノットをセットして引き上げロープを通す。まずは中間アンカーに向かって引き上げ、中間アンカーまで来たら、マリナーを解いてムンターも解除。
このリリースシステムをセットしておかないと、ロードがかかった状態でアンカーポイントを通過することはできない。また、この写真ではプーリーを使用しているが、ココがロッキングビナだと摩擦抵抗が大きいので、引き上げに余分な力が必要になる。
※沢でのレスキューが困難であるという事例:
『ひび割れた晩鐘 ―山岳遭難・両足切断の危機を乗り越えて』
クライミング・ジム ガレーラ@大正区
5週連続で大阪の南の方へ行くご用があったのだが、本日最終につき、途中で立ち寄りやすい立地にあって行ってみたかったジムへ。JR環状線大正駅から徒歩約5分。梅田からのアクセスは意外と悪くないし、工場・倉庫街ではあるけれど、駅からも近いので足の便はそこそこいいと思う。
広くてきれいで、壁の形状も面白い。何より初級課題にも手抜きがない感じがする。いつまでたってもビギナークラスの課題しか登れない万年へぼの私だけど、長年あちこちで登ってるだけに、課題の質はなんとなくわかる。
必ずしも登れるクライマー=よいセッターではなくて、往々にして“初級なんてわからない”から単にガバをつなげただけ、みたいなジムもあるけど、ここはそうじゃない。一番カンタンな20課題にトライしてみたけど、どれも面白かった。
ロクスケに匹敵するジムになるかも。★クライミング・ジム ガレーラ
大阪市大正区三軒家東2-9-30
06-7492-2746
平日 14:00~23:00
土日祝 11:00~21:00
※現在、無休営業中極にゃみ的には、足洗い場があるのがありがたいです。
初級ボルダー課題に1から順にトライし、20課題一撃を目標にしてみたんだけど・・18で落ちて、19、20も一撃ならず。18、19は2撃目でゲットできたけど、20が宿題に。
ナガモノも5.8はともかく、5.9で落ちた・・・「101手」も通しは無理でも部分チャレンジしてみたい。・・・また行かねば。
北信濃限定!初夏の味覚「サバ缶入りタケノコ汁」
先日訪れた飯山あたりでは、「タニウツギが咲いたらタケノコ採りの季節」と言われているらしい。ココで言う“タケノコ”とは、山に自生しているチシマザサの新芽、いわゆるネマガリダケのこと。ネマガリダケそのものは鳥取以北の日本海側、東北、北海道などに分布し、美味しい山菜として広く利用されているが、北信濃には特有の食べ方がある。
それはサバ缶を使った「タケノコ汁」。この時期、スーパーマーケットにはサバ缶が山積みになるという。Photo@道の駅「花の駅・千曲川」。
なぜかサバ缶の消費量が全国的にも多い長野県でも、この時期この地域では食卓に不可欠のものであるらしい。で、信越トレイルの取材から帰った翌日がにゃミステリーツアー@六甲山だったので、現地で購入した材料でタケノコ汁を作ってみた。現地で入手した美味しそうな巨大なめこも入れて・・・
行者堂の中で作ったので、暗くて写真がよくわからないんだけど、サバのコクとネマガリダケのしゃきしゃき感がなんとも言えず美味しかった。
サバ缶と煮付けにしても美味しいらしい。来年、ネマガリダケを入手できたらぜひトライしてみたい。
★COOKPAD「たけのこ汁」
※タケノコ汁に使うサバ缶は「水煮」が一般的なようです。「味噌汁だし~」と思って味噌味を使ったけど・・・
信越トレイルで出会った花や生き物
先週、ランドネの取材で訪れた関田山脈の信越トレイル。まだ部分的に雪が残っていて、ひんやりとした風が気持ちよかった。
芽吹いたばかりの新緑が萌えたつようで目に鮮やか。
六甲あたりでは4月に咲いていたタムシバが満開。2ヶ月くらい季節がずれている。
ちょうどブナの芽吹きを見ることができた。
林床には、オオイワカガミの群落が。六甲山で見るイワカガミより一回りは大きい。
白花の株もあった。
ユキザサはまだつぼみのものが多かったが、やはり群落を作っていた。
大群落を作っていたのはウスバサイシンやコシノカンアオイ。
六甲山にあるカンアオイより葉も花も大きいように思う。
ギフチョウの食草だけあって、写真は撮れなかったけどギフチョウが飛んでいるのも見ることができた。
エンレイソウもちょうど花を咲かせていた。
樹に咲く花で一番目立っていたのは、オオカメノキ。これも六甲山では一月以上前に咲いていたと思う。
クロモジもちょうど咲いていたけれど、このあたりのものは「オオバクロモジ」だそう。たしかに葉も花も一回り大きい。
かんざしみたいな可愛らしい花序を揺らしているのはウリハダカエデ?
ユキツバキという日本海側に分布する椿もたくさん。新潟県の花だそう。六甲山にも多いヤブツバキと比べて、雪に強いのだとか。
「ユキグニミツバツツジですか?」とガイドさんに尋ねたら、「ムラサキヤシオツツジです」。
ユキグニミツバツツジはまだ見たことがないので、見てみたかったのだけど…少し花期が遅いらしい。森の家の周辺はタニウツギが満開。このあたりでは「タニウツギが咲いたらタケノコ採り」と言うらしい。もちろんネマガリダケのこと。
チゴユリもたくさんさいていたが、やはりデカい。雪国ではなんでもサイズが大きい傾向があるのかも。
花ではないが・・・
氷が溶けかけた池の中で見つけたのは・・・
(両生類がダメなヒトはココから先は見ない方がいいかも)
北信濃 飯山・なべくらの美味と「なべくら高原森の家」
先週、取材で訪れた北信州には、美味しいものがいっぱい。到着した日に立ち寄った温泉で夕食にいただいたのが、戦国時代からこの地に伝わるという笹寿司。
飯山市富倉地区の人々が、川中島合戦のときに上杉謙信が率いる兵士たちに振舞った野戦食だとか。具材は紅しょうが、山菜、胡桃、錦糸卵など。赤米が使われていて、彩りも美しく、美味しかった。
野戦食だけに、行動食にもよさげ。この日は移動だけだったのだが、大阪から7時間くらいかかるところなので、宿泊先に着いたのは夜の9時くらいだった。
そんな時間にも関わらず、信越トレイルクラブ事務局の方々に地酒と自家製の漬物でもてなしていただいた。
本来この宿は食事はつかないのだが、撮影用に特別に作っていただいた朝食。特産のアスパラや野菜サンド、地元JA北信州みゆきのトマトジュース、りんごジュースも美味しかった。
翌日はトレッキングコースの取材。ランチにご用意いただいたのは、いいやま味宝来 という“飯山の名物かあちゃん”手作りの「おらちの畑べんとう」。こんなカタチだから運ぶのがたいへんだったけど・・・
地元食材が使われた、彩り豊かでやさしい美味しさ。おかずもどれも美味しかったけど、ごはんの美味しさは特筆モノだった。
にゃみにゃみ。は、取材中に、程よい感じのネマガリタケを発見して、せっせと採取、夜のBBQの食材にプラス。
皮ごと直火で焼いて食べると、ほくほく甘くてホントに美味しい。モデルさんたちにも大好評だった。
BBQは美味しい飯山の高原野菜がたっぷり。
特別に作っていただいた森のサラダも美味しかったなー。
ココで特筆すべきは、なべくら高原特産「スノーキャロット」を絞ったにんじんジュース。とろりと濃厚だけど、にんじんくさい匂いはまったくなくて、まるでフルーツのような甘さ。
深い雪に閉ざされるなべくら高原で、冬の間雪の下で寒さに耐えたにんじんは、雪解けの頃にはぐっと甘くなっているそう。しかも、雪に閉ざされれている間にアクが抜けて、にんじん特有の臭みがなくなるのだとか。
妙高山麓の「岩原ワイン」も美味しくて、つい夜更けまでグラスを重ねてしまった。今回お世話になったお宿
★なべくら高原・森の家
長野県飯山市なべくら高原 柄山
自炊が基本のコテージだが、作りがしっかりしていて非常に快適な空間となっている。6名で利用すれば一人当たり3000円(一人で1棟を利用しても8000円)と格安。
夏にココで1週間くらい過ごしてみたいなぁ。
スノーシュートレッキングとかもしてみたい。
『コープ ステーション』7月号
ちょい前に発売になった「コープステーション」7月号のご紹介。第1特集が「神戸の山を歩きましょ!」ってコトで、六甲山のハイキングコースをあちこち紹介していただいてます。
その中で、四月なのに異常に寒い六甲山上で取材していただいた(取材“された”経験はほとんどないので、みょーに緊張しました)にゃみにゃみ。がご紹介するのは「六甲ケーブル・ガーデンテラス・紅葉谷~有馬温泉、あさやんがご案内するのは摩耶山周辺。そのほか、須磨アルプスや再度山、トエンティクロスの全5コース。神戸スイーツやカレーの特集もあって、楽しい誌面です。
co-op『ステーション』2011.7月号
2011年6月10日 発売
コープ神戸各店レジ前などで販売
215円
開催!Mt.Rokko Outdoor Session 2011 Spring/Summer
六甲山が大好きで、アウトドアが大好きな面々が集う「Mt.Rokko Outdoor Session」Vol.3がついに開催された。当初予定していた5月29日が例年より10日以上早い入梅のため雨となって順延し、空模様は微妙な感じではあったけれど、これ以上日を延ばすと参加できない出店者も少なくなかったため、雨でもまぁいいか、ってことで開催。
10時のスタート前から多くの来場者で賑わった。
毎回人気のフードセッション。
今回は、TIMOベーグル+山脈岡本・EL DOMINGO GRANDEのチキンタコス&チリコンカンライス、
県庁北・SPERK スコーン&バイシクルのスコーン、
そして、ストロープワッフルが出店。
昼過ぎくらいから雨がぽつぽつと降り出して、午後には本降りに。会場を天覧台下の駐車場にお引越し。
アノ、青空カフェさんは・・・
北信州へ。(ドクターイエロー目撃!)
新大阪から新幹線に乗ろうと思ったら、隣に「ドクターイエロー」がいた。めったに見れなくて、見たらラッキーなのだそう。
★ドクターイエロー(日本機械保線株式会社)昼過ぎに大阪を出発したので、名古屋でワイドビューしなのに乗り換えるまえにきしめんを食べた。名古屋駅には新幹線も在来線も、すべてのホームに立ち食いのきしめん屋があって、吸い込まれる仕組みになっている。
平日の昼過ぎの「ワイドビューしなの」はガラ空き。
終点の長野まで、長い長い・・・けど、のんびり列車の旅は大好き。長野駅はめちゃめちゃ暑い。駅前の書店で翌日取材する「信越トレイル」のガイドブックを購入して、今度は飯山線に乗り換え。
趣あるローカル線だけど、本数が少なくて、夕方の通学時間だったためかめちゃ混みだった。終点の戸狩野沢温泉駅で下車、「いいやま湯滝温泉」まで送迎してもらって入浴、食事。露天風呂もあって、地元の人々が次々に訪れるいい温泉。
その後お宿へINしたが、なかなか長い旅だった。
3刷校了
初版の発行からちょうど3年になる『六甲山を歩こう!』の3刷が出ることになり、ようやく校了。一年ごとに増刷してることになる。
夕方からとある物資の受け渡し&お届けモノでちょこっとおでかけついでに“おでんや”さんで軽くイッパイ。
“立山”、ご馳走さまでした。
水無月上旬の花たち
先週末の土日に出会った花たち。蓬莱峡にはウツギの花がたくさん。
キャンプ場へ移動する際に、鉢植えのセッコクが咲いているのを拝見。
ほのかな香りが上品。日曜日には、武庫川畔のハイキングコースで、ヤマボウシに出会った。
スイカズラも花盛り。
白くて清楚なイボタノキの花。
足もとにはタツナミソウ。
キガンピも地味だけど可愛らしい。
そして、この季節に絶対会いたい花、
ササユリ。道端に咲いているので、盗掘されませんように・・
エリアがちょっと違うけど、去年より少し開花が早いかもしれない。
京都の老舗ベーカリー「進々堂」のパン
ちょい前に京都でオシゴトだったとき、大正2年創業という老舗ベーカリーで行動食を仕入れた。ツイッターでフォローしてる方がいつも朝「五色豆パンをゲット~
」ってつぶやいてるのが気になってたので、ちょっと早起きをして寄り道してみたのだ。あちこちにお店があるが、コチラは四条通から近い「東洞院店」。
コレがその「五色豆パン」。しっとりとした生地のパンの表面に、色とりどりのお豆さんがぎっしり。ほんのりナチュラルな甘さがとてもやさしい味わいで美味しかった。なかなか食べごたえもあったし。
お昼に食べたのが北山メロンとピロシキ。バックパックに詰め込んだので形が崩れてしまったけど、サクサクのビスキュイがとても上品で美味しかった。ピロシキも具沢山でランチにぴったりだった。
ワインに合いそう・・・と思ったのが、グリエールチーズのフーガス。もちっとすごい噛み応えで、噛むほどに味わいが出る感じで美味。
★進々堂東洞院店
京都市中京区東洞院通り蛸薬師下ル
075-253-0581
7:30~20:00
梅雨の晴れ間な週明け。
今日までが梅雨の晴れ間? 夕方、神戸が誇るアノ会社で、とある打ち合わせ。来月、とっても楽しい山イベントをやりますよ!詳細が確定したら告知します。ワクが非常に少ないのでアレですが。
その後、月例の大阪岳連遭対委員会に出席・・・このシーズンは行事が多いのだ。
指導員研修会→山ヤな飲み会
蓬莱峡にて、大阪府山岳連盟指導委員会による指導員研修会。
梅雨の晴れ間で暑かったが、木陰の涼しいところでロープをたらしてあーじゃこーじゃ。夜は、六甲山に登りにきてくださった広島県山岳連盟の登山教室パーティに合流して、がっつり宴会。
mikanちゃん特製、自家製燻製。イノシシソーセージやらチーズやら鮭やら鰯やら・・、いろんなものがあって楽しい。
自家製燻製って最近ちょっと流行系?それから、ご近所クライマーのHiroさんがめっちゃ美味しいエスニック料理を。かつて長岡でお店をされていたときのメニューのひとつだそうで、タイ風のスパイスが効いた海老の揚げ物。香りがよくてすごく美味だった。ピリ辛のソースとの相性も抜群。
にゃみにゃみ食堂は極にゃみ的ど定番・カリカリじゃこのサラダ。
Umeちゃんが焼いてくれた餃子も美味しかったし、大満足な宴であった。広島チームもキャンプとは思えない本格的な料理の数々が次々に出てきてびっくり。シメのラーメンの後にさらにデザートの「鍋プリン」も登場。
いろんな意味で広島チームはスゴかった。
Mt.Rokko Outdoor Session 2011 Spring/Summerスペシャルアイテム
六甲山を愛する仲間がつながるアウトドアセッションが東北につながる。アウトドア好きが集結するMt.Rokko Outdoor SessionでのみGetできる限定アイテムをご紹介。
アウトドアセッション主催3店舗+六甲ケーブル、ケンコー社、ソーズカンパニー、ハイマウントなどのご協力によって生まれたスペシャルアイテム。山でも街でも家でも、どこでも活躍する実用的なグッズです。六甲山から東北へ、寄付金込みのアイテムを購入することで、東北の支援活動に参加しよう!
←Mt.Rokko Outdoor Session 2011 Spring/Summer
Original Logo Dinex Mug Cup / 1,000 yen(Including donation)←Mt.Rokko Outdoor Session 2011 Spring/Summer
Original Logo Light My Fire Spork / 700 yen(Including donation)
収益は東日本大震災の支援活動へ全額寄付。寄付先の詳細は当日ご紹介します!
2011年の3月11日を忘れないように、Mt.Rokko Outdoor Session 2011 Spring/Summerのロゴを入れています。ダイネックスマグカップ、スポーク共カラー豊富。ぜひ、支援活動寄付へご協力ください!
数年ぶりの「花くじら」
夜に打ち合わせが一件あって、終了後、超久々にお気に入りのおでん屋さん「おでんの店 花くじら」へ行った。半分屋台みたいな感じで外壁がなくてビニールシートなんだけど、雨がけっこう降っていたので、なかなかワイルドな雰囲気だった。
ココのおでんは上品な薄味のダシが絶品で、タネも一工夫あるものがいろいろ。
肉厚で美味しい椎茸、さっと火を通した春菊は山かけで、葱たっぷりの葱袋・・・どれも美味。
UFOとか、チーズロールキャベツとか、面白いオリジナルメニューもいろいろ。分厚い錫のちろりと錫猪口でいただく熱燗は格別に美味しい感じがして、ついつい杯が進む・・・
ふつーに松竹梅の「豪快」なんだけど、燗酒って美味いなーとたらふく飲んでしまった。
ご馳走様でした~。
★花くじら 北店
大阪市福島区福島6-20-6
06-6453-3758
16:30~24:00(L.O.23:30)
日曜・祝日定休
『プリンセス・トヨトミ』
「大阪夏の陣」で徳川家に滅ぼされた豊臣家。自由闊達でノリのいい“太閤はん”を愛していた大阪の庶民たちは、冷酷な徳川家の仕打ちに「太閤はん、かわいそうや」と同情する。そこから400年に渡って、地下組織的に代々受け継いできたのは・・・
飲み屋で、役所で、商店で、突然ひょうたんがカタリと置かれる。
「あ、ひょうたんや!」「ひょうたんや!」「ひょうたんや!」 ・・・街中にあふれ出す大量のひょうたん。(どっから出てくんねん・・・)
そして、“七月八日金曜日、午後四時。大阪が全停止” ・・・という奇想天外な作品。
万城目学原作の同名の小説を映画化したもの(原作では全停止の日が違うようだが)で、空堀商店街や大阪城など、見慣れた街並みがコッテコテの原色モードで登場する。はちゃめちゃだけど面白かった。
ナゾの組織「財団法人OJO」がエエ味を出しているんだけれど、極にゃみ的には“本当の読み方”がイマイチナットクできない。つか、「おじょー」にしか思えないのやが。(つかどうでもいいか)
ところで・・・
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