平成22年中における山岳遭難の概況@警察庁
毎年7月、警察庁生活安全局地域課から、前年度の山岳遭難の統計資料が発表される。7月に開催される「全国山岳遭難対策協議会」で発表されるのだが、今年もまた例年と同様の傾向が見られた。
この資料が発表されるたび、毎年同じせりふが使われるが、今年もまた「統計開始以来右肩上がりで遭難件数は増加」である。しかも、増加率が高まっている。
傾向としては、
・40歳以上の中高年が76%、60代が最も多い。
・単独行者の比率は32.8%。
単独遭難者の死亡・行方不明の比率は複数行動に比べて2.8倍。
・若年層の遭難件数が増えている。
・事故発生の最多は長野県の213件。
続いて北海道123件、東京都122件、富山県113件、山梨県100件。
・態様別では、例年同様「道迷い」が40%と最多。
詳しくは・・
★平成22年中における山岳遭難の概況
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