長岡の美味
長岡ツアーで出会った美味しいものたち。へぎそばも美味しかったし、 山古志の民宿ランチも美味しかったけど、関西では見かけない食材がいろいろとあって、スーパーマーケットを見て歩くのも面白かった。
丸茄子系統の「巾着ナス」。「十全なす」や「梨なす」とも呼ぶらしい。新潟県は日本一のナス産地で、県民は日本一ナスを食べているらしい。巾着なすの漬物。泉州の水茄子を小さくしたみたいな感じだけど、より原種に近くて美味しいそうだ。
確かに皮がとてもしっかりしていて美味しい漬物だった。山古志の伝統野菜、「神楽南蛮」。
肉厚でごつごつした見た目から、神楽面になぞらえてのネーミングだとか。爽やかな辛さが身上だが、“あたり”だととんでもなく辛いこともあるとか。「体菜」の「煮菜」。
かつては、それぞれの家庭で雪白体菜(しゃくし菜)を大量に漬けて、塩出しして煮て食べていたのだとか。独特の醗酵味がとても美味しくて、コレはかなりお気に入り。
★長岡野菜については…コチラお揚げさん好きの極にゃみ的にはコレも…栃尾の名物「ジャンボあぶらげ」
福井のお気に入り“竹田のあげ”を細長くした感じのデカいお揚げさんで、カリっと焼いて食べるととても美味しい。長岡大花火大会の日には、スーパーマーケットでは、お祭用のご馳走が満載で売られているのだけど、面白いのがこのお赤飯。
「赤飯」って書いてあるけど、赤くなくて、茶色。
小豆じゃなくて、金時豆が入ってる。「しょうゆ赤飯」と表記されたものもあり、「ほな赤飯とちゃうやん!」って突っ込みたくなるけど、長岡人にとっては「これが赤飯」なんだそう。うーん・・・ナゾだけど美味しかった。
美味しいお酒もいろいろといただいて・・・魚沼の緑川酒造「緑川」、脇野町河忠酒造の「福扇」。どちらも美味しかったけど、花火会場でいただいた「福扇」は、蔵元の知り合いだという方が持ってきてくださったちょっと特別なものらしく、県外では流通していないらしい。
「亀口取り無ろ過生原酒」と書いてあったが、非常に香り高く、きわめてエレガントな美酒。久々に感動するほど美味しい酒だった。
長岡、美味しいものが満載のなんとも魅惑的な地であった。
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