「農家民宿 山古志百姓や三太夫」
先日の長岡ツアーのとき、初日はそば、2日目のランチは山古志へお連れいただいた。2004年の中越地震のときに甚大な被害を受け、村へ通じる道路のすべてが不通となって孤立したことは記憶に新しい。2005年に長岡市に編入合併されたが、市街地から隔絶された山深い地であることに変わりはない。
この静かで美しい村に、Hiroさんが長岡でお店をされていた頃のスタッフの方の嫁ぎ先があり、ランチも提供する民宿をされているとのことで、花火の場所取りをしてくれているHiroさんを置き去りに、Y子さんと二人でドライブがてら行くことに。
「農家民宿」ということで、自家製の採れたて野菜をたっぷり使った手作りメニュー。見慣れない地野菜もいろいろあって、一皿一皿が楽しい。
コース仕立のように、次々といろいろな野菜料理が運ばれてくる。地野菜のひとつ、「神楽なんばん」。茄子と味噌味で炒めあわせてあるのだが、ピリ辛でとても美味しい。
甘みが強いのに、カプサイシンがかなり含まれている感じ。同じく、神楽なんばんの肉詰め。事前に予約をしてくださったときに「ひき肉なら食べられますか?」って聞いてくださったのがコレだったのね。
もぎたてのオクラ・ズッキーニ・トマトもフレッシュで美味しい!お手製バーニャカウダをつけていただいた。煮物は若旦那の作だとか。ていねいにダシを引いて作られた感じのとても滋味溢れる美味しさ。
右側の小鉢は「煮菜」という郷土料理で、菜っ葉の漬物を煮たもの。独特の醗酵味がなんとも言えず美味。神楽なんばんの素揚げ。まるごと揚げただけだが、この食べ方が一番美味しいそう。お尻の方はそうでもないけど、タネに近い部分はかなり辛かった。ししとうと一緒で当たりハズレがあるらしく、Y子さんのは大当たりで食べられないくらいだったみたい。
しゃきしゃきのお漬物がまた、なんとも美味しくて…
自家製の漬物が美味しいお家って憧れ。つやつやに炊き上げられたごはんと、具沢山のお味噌汁がまた絶品で。食べすぎ・・・と思いながらも、両方おかわりをしてしまった。もちろん自家田のお米。
野菜三昧でおなかイッパイ、大満足なランチだった。3日前までに予約が必要だそうだが、わざわざ行く価値のあるお店だと思う。
★農家民宿 山古志百姓や三太夫
新潟県長岡市山古志虫亀1165
0258-59-2386
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コメント
うちの嫁さんも言ってましたが、すごく良かったみたいですね!!
次回は僕も行きたいなぁ…
投稿: HIRO | 2011年8月11日 (木) 10:36
ホントにすてきなところへ連れてっていただきました。
山古志の集落もステキだし、
この民宿もとてもステキ。
一度泊まりに行きたいねーって言ってたんですよー。
投稿: にゃみにゃみ。 | 2011年8月11日 (木) 12:46