神戸の老舗「ピノッキオ」のピザ
昨日、ランチに立ち寄ったのが、中山手通りにある「ピノッキオ」。
創業1962年、と、ほぼ50年の歴史を持つ店。当時、神戸には本格的なイタリアンのお店はなかったようで、この店が実質的に神戸のイタリアンを牽引したということのようだ。
名物料理はピザ。開店当時から、通し番号が付与されるのが伝統。
定番ピザ「ピノッキオ」は、ホワイトソースとチーズのコンビネーション。ベースに少しだけトマトソースも使われている。ドゥは、独特の個性的なパリパリ生地。ハーブの香りがする、ひたすらクリスピーと言うか、硬いおせんべいを食べてる感じ。通常のピザ生地とはまったく異なる独自のものだと思う。ランチはこれにサラダとドリンクがつく。
かの村上春樹さんもお気に入りだったようで、『辺境・近況』という旅エッセイの最後で紹介されている。一人でカウンターに座ってシーフードピザと生ビールを注文、そして昔ガールフレンドと何度か来たことがあった、というエピソードが紹介されている。ちなみにそのエッセイで彼が食べたのは958,816枚目、私のピザは1,216,253枚目でした。
★イタリアンレストラン ピノッキオ
神戸市中央区中山手通2丁目3-13(中山手通・NHK神戸放送局南向かい)
078-331-3330
11:30~24:00(LO.23:30)
定休日:なし
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コメント
わたし、ここのピザ好きなんですよ〜。パリパリ感が。
昔欧州見聞に行ったときに、ローマで食べたピザも、生地はクリスピーな感じでした。
あ、食べ物の記事のときばかり食いついている気がする…今から仕事行ってきます☆
投稿: ぽん♪ | 2011年9月17日 (土) 08:00
やっぱり地元の神戸っ子には親しまれてるんですねー。
昔から神戸の定番、のひとつなんでしょうね。
連休なのにお仕事だったんですね。お疲れ様です。。
投稿: にゃみにゃみ。 | 2011年9月18日 (日) 23:01