素朴で美味しい紀州のお菓子
先日、古道ウォークの帰りに湯浅御坊道路のPA紀州路ありだで見つけたもの…
「さんしょぼ」という、変わった名前のお菓子。はったいこ(麦こがし)を固めたようなもので、素朴な美味しさ。ほかにも聞いたことのない名前の不思議なお菓子がいろいろあった。紀中あたりの郷土菓子のよう。
紀中と言えば、実家が有田の古い山仲間、大川さんから教えてもらった「おさすり」餅。
サルトリイバラの葉で包んで蒸し上げる餅菓子で、和歌山ではよく見かける。「柏餅」と書かれていることが多いが、「柏餅」というのは元は関東のもので、関西ではこのサルトリイバラ(サンキライ)が使われてきたのだとか。この葉は、蒸すと独特のいい香りがして、とても美味しいのである。
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