『ノジュール』2012年5月号
JTBが発行する“50代からの人生エンジョイ雑誌”『ノジュール』が発行された。今回の第一特集は「東京スカイツリーと東京名所」、第二特集は「旅先からはじまるご当地旅」ということで、現地発着の魅力的な旅のスタイルを紹介。
この中の“歴史浪漫街道「萩往還を歩く”という記事を担当させていただいています。3月末に行かせていただいた山口取材旅の記事。
カメラマンはお馴染みのKiiTさん。
「一泊取材だし、気心の知れたカメラマンがいたらその方と・・・」と言っていただいたのでお願いしたのだけど、いろいろたいへんな時期だったにも関わらず快く引き受けてくださって、二人で楽しい取材行となった。とても素敵な写真ばかりです。
★K i i Tさんの日記
※『ノジュール』は定期購読専門の雑誌で、書店では購入できません。←HPから一部コンテンツを閲覧できます。
門出の食事会
うちの“たま”がついに結婚することになり。両家顔合わせということで食事会を。
先方のご両親が栃木からわざわざ来てくださった。
二人から両方の実家に、と用意していたのは手作りの飾りがついた写真立て。この席で撮ったみんなの写真を入れるようにと。フレームにくっついているのは・・・
JALのキャラクター「しろたん」、ただし帽子は郵便局マーク入り。若き整備士がどうか一日も早く成田から伊丹へ転勤になりますように・・・ 平穏に新しい家庭を築くことができますように。将来の子どもたちのためにも。
神戸の敏馬神社と能勢三草山
昨日、三草山へ登る前に立ち寄ったお寺でご住持様に伺ったお話を。能勢の三草山(564m)は古名を美奴売(みぬめ)山と言う。“美奴売”は敏馬とも書き、水の神様。飛鳥時代に来日した百済の高僧・日羅上人が霊感を感じてこの山に登拝したところ、三つの草を手にした老翁が現れた。これを千手観音、不動明王、毘沙門天と解釈して山頂に祀ったのが「三草山清山寺」というお寺の縁起だそうだ。
後に49の堂塔からなる大寺院となり、平安時代頃には大いに栄えたが、元亀2(1571)年9月の信長による比叡山焼き討ちから3ヵ月後、甥の織田信澄によって清山寺も焼失。御本尊の千手観音、不動明王、毘沙門天はなんとか難を逃れて、周辺の3箇寺に祀られた。そのうち、本尊であった千手観音を祀り、今に伝えているのが慈眼寺である。
★放光山慈眼寺
大阪府豊能郡能勢町神山286
072-734-0341
ところで、灘浜には「敏馬神社」がある。延喜式に記録がある由緒ある式内社で、摂津国風土記によると、能勢郡の美奴売山の神が、神功皇后の新羅出征に際し『わが山にある杉の木で船を造れ。その船で新羅へ行かれるなら幸いするであろう』とのお告げを下した。神功皇后が新羅征伐から戻ってこの神を浦に祀り、美奴売と名づけたもので、敏馬神社のルーツは能勢の三草山なのである。
慈眼寺のご住持様に頂戴した縁起書・・・
美しき里山“ゼフィルスの森”三草山
失われつつあるニッポンの美しい里山へ、新緑を見に・・・黒川に引き続き北摂へ。
延喜式にも出てくる由緒ある古社「岐尼(きね)神社」
コチラも由緒ある古刹「慈眼寺」。ここでご住持様と長く話し込んでしまい・・・
登山口まで、道標はない。それなのに地図を忘れてうろうろするハメに・・・
地図ロイドを活用しつつも、3回違う道へ入り込んで、行き詰って戻る・・を繰り返し。
ようやく発見。「おおさか環状自然歩道」の一部になっているらし。
よく手入れされた「ゼフィルスの森」。シーズンになるとミドリシジミが乱舞?
★能勢町三草山ゼフィルスの森
柔らかに萌えはじめた新緑の美しいこと。クヌギ、コナラ、ナラガシワなど。
三草山の山頂。なだらかで広い。宴会適地?
名残の桜が・・・ お花見をしに来たいな。
眺めもよくて静かで・・ついまったり長居をしてしまった。
西へ下れば、美しい棚田が広がる「長谷(ながたに)」地区。美しい新緑に彩られた里山風景をたっぷりと楽しんだ。
しかし・・・ 森から一歩出るとそこは炎天下。ぎらぎら真夏のような日差しが降り注いで、けっこうぐったり。今年初めての真夏日だったそうで、ホントに暑かった。
記録は・・・
★ヤマレコ
氷上回廊・・・中央分水界が通る町「石生」
日本一低い分水界が通っているのが、「氷上回廊」で知られる兵庫県氷上郡。
JR福知山線石生駅。
駅の東側にはヒカゲツツジで有名な「向山連山」がある。
その登山口になっている「水分れ公園」。
標高95.45mの平地が分水界となっている。ここから北側は由良川水系となって日本海へ、南側は瀬戸内海へ注ぐ。
1000~3000m級の山々で形成されている中央分水界の中で、兵庫県から京都府の内陸部を南北に貫く細長い低地帯が「氷上回廊」。この特殊な地形によって、雪国と南国の気候が出会い、不思議な生命のドラマが紡がれている。
★氷上回廊
「夜景も楽しめる♪トワイライト山ごはん」
白馬堂ROKKO、monaco's kitchen、にゃみにゃみ食堂のコラボイベントのご案内。
夕暮れ時のロマンチックなひと時を六甲山上で過ごしませんか。ワンバーナークッキングにチャレンジします。教えてくれるのは、山メシの達人monacoちゃん。にゃみにゃみ食堂のスイーツもありますよ。
5月12日(土)
17:30 六甲山上記念碑台集合
参加費:3000円
(料金に含まれるもの:プログラム費、食材費、傷害保険代)※往復の交通費、飲み物は含まれておりません。
定員15名/残席4名です!(27日現在)
持ち物:バーナー(山用携帯コンロ)、クッカー(鍋)、カップ、カトラリー、お椀等、ヘッドランプ、レインウエア、防寒着、その他野外活動で必要なもの
※バーナー、クッカーはレンタル可能です。 ←予約満了!
※飲み物は各自でお好きなものをご用意ください。
(アルコール可。帰りはみんなでケーブルで下山します)
★お申し込み・お問い合わせは 白馬堂ROKKOへ
(写真は・・・摩耶山で“山ごはん”)
【参加者募集】1泊2日で摩耶山を満喫!
なんだかんだとお世話になっているフェリシモさん“ヨガ部”から、楽しそうなイベントのご案内で~す。山登り+座禅体験+山上ヨガ+自慢のイタリアンディナー+神戸の夜景&星空のジャグジー+山の気持ちのいい朝!という、盛りだくさんでワクワクな1泊2日プランです。摩耶山の魅力を楽しみつくす、なんとも贅沢で楽しい企画を立ててくれたのは、アノときやコノときや、アレのときにもご一緒いただいた“みの”ちゃん。
限定20名なので、ご興味のある方はお早めに。
・座禅体験ができるのは・・・
摩耶夫人縁の古刹摩耶山天上寺
・お泊りは・・・
心躍る山上のオーベルジュ“オテル・ド・摩耶”
★詳細はコチラから・・・フェリシモ“ヨガ部”1泊2日で神戸摩耶山を満喫!!
春爛漫の六甲高山植物園
六甲山上にある「六甲高山植物園」では、オオヤマザクラがちょうど見頃を迎えている。
柔らかなピンク色をした、とても可憐な桜。この週末くらいがちょうどいいかも。
朝鮮半島からやってきた「タンナゲンカイツツジ」もちょうど見頃、そのほかヒカゲツツジ、アカヤシオなども絶賛開花中。
スプリングエフェメラルたちも・・・カタクリとヤマエンゴサクが見事な競演を。
西洋翁草“プルサティラ・ブルガーリス”も可愛い。
ミスミソウ、ハルリンドウ、ニリンソウ、ミヤマカタバミ、シラネアオイなども見られます。
★六甲高山植物園
神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150
078-891-1247
2012年の営業/3月20(火・祝)~11月25日(日)
10:00~17:00 (入園~16:30)
休園日/9月6日(木)、13日(木)
春爛漫の有馬~魚屋道
有馬にある会員制ホテルのお客様を六甲最高峰へご案内。あさやんとペアでおシゴト。
絶好の好天で、日差しのある場所では少々暑かったのだが、キラキラと萌えはじめた新緑、タムシバの真っ白な花、あでやかなコバノミツバツツジの紫に心癒される素敵なトレッキング日和だった。
特筆すべきは・・・
摩耶紅梅とこれから咲く桜
神戸の街並みと海を見渡せるナイスビュースポット、摩耶山掬星台。
摩耶ビューライン(ケーブル・ロープウェイ)を乗り継いでラクラクアクセスできるので、観光客にも人気。標高が高いため、毎年ゴールデンウィーク頃に桜が見頃を迎える。ソメイヨシノはそろそろ満開、八重桜や山桜はまだまだこれから。
この週末、絢爛と咲き誇っていたのが・・・(右奥は桜)
遅咲きの豊後系八重品種の「摩耶紅梅」。例年はもっと早いらしいのだが、寒さが続いたため、桜と同時に咲いている。
豊臣秀吉がこの梅を愛し、自ら「摩耶紅梅」と名づけたそうである(この樹、のことではなく品種名だが)。
周辺はヤブツバキもまだまだ咲いていて、クロモジも満開。GWにはぜひ新緑が萌えはじめて春爛漫の摩耶山へ。
『狼森と笊森、盗森』
「こゝへ畑起してもいゝかあ。」
「いゝぞお。」森が一斉にこたへました。
みんなは又叫びました。
「こゝに家建ててもいゝかあ。」
「やうし。」森は一ぺんにこたへました。
みんなはまた声をそろへてたづねました。
「こゝで火たいてもいいかあ。」
「いゝぞお。」森は一ぺんにこたへました。
みんなはまた叫びました。
「すこし木貰つてもいゝかあ。」
「やうし。」森は一斉にこたへました。 宮沢賢治が生前に刊行した唯一の短編集『注文の多い料理店』に収録された作品で、後に絵本としていろいろ出版されたもののひとつ。
『狼森と笊森、盗森』
宮沢賢治 作
片山 健 絵
三起商行 刊
2008年10月 初版発行
原生林に入植し、そこで暮らそうとした人々は、森に向かって「畑を起こしてもいいか」「家を建ててもいいか」「火をたいてもいいか」「木をすこしもらってもいいか」と訊ねる。すると、森は「いゝぞお。」と答える。森(=自然)は、人間たちがその恵みを受けていることを忘れず、謙虚であれば寛容に共存を許してくれる存在。
近代以降、自然を征服するとか、科学万能主義のような思想が行き着くところまでいって、もうこれ以上の蹂躙を許さない、と反撃しつつあるのが、今の異常気象とか、原発事故なのではないかと感じる。
人間なんて自然環境を構成する一要素に過ぎないことを自覚して、自然というものに対して謙虚にならなくては。核なんてものを自在に扱えると思うのはとんでもない勘違いではないのか。
ところで、タイトルになっている狼森(おいのもり)、笊森(ざるもり)、盗森(ぬすともり)というのは小岩井農場の近くに実際に存在するそうだ。
★「狼森(小岩井農場)」のサイト…コチラ
MY ISHINOMAKI DIARIES
あさやんの友達で写真家のAritoさんの写真展が大阪で始まっています。3.11から20日後の4月1日にあさやんと共に石巻に入り、炊き出しなどの支援活動を行なってきた写真家が見てきたもの・・・。
以前に見た作品もあるのだけれど、この人の写真からは本当にいろいろなもの/思いが伝わってくる。
―想像の域を超えたあの大災害に見舞われ、とてつもない“非日常”の中にあってさえ、人はあたたかい笑顔を浮かべることができる。人を思いやる気持ちで行動できる。
そんなことを丁寧に拾い出して、目の前に提示してくれる、そんな写真展。
大自然の猛威のすさまじさと、その中で生をつなぎとめていく人間の営み。“阪神”のときのフラッシュバックもあったかもしれないけれど、見ていて涙を抑えることができなかった。
フクイチ事故は収束なんかしていないし、それなのにおおい君を再稼動だなんて血迷ったことが取り沙汰されてる、“こんなこと”になってしまったこの国だけれど、人々はつよく、そして優しい。絶望なんかしなくていいのだ、そんなメッセージがしっかりと伝わる作品たちだった。ひとりでも多くの方に見て欲しいと思う、すばらしい展覧会です。お時間があればぜひ。(←いや、なくてもぜひ!)■キャノンギャラリー梅田
大阪市北区梅田3-3-10 梅田ダイビル B1F
06-4795-9942
JR大阪駅桜橋口から梅三小路を西へ、ホテルモントレの南隣。
地下鉄西梅田・阪神梅田西改札からオオサカガアーデンシティ地下通路を西へすぐ。
[会期]
4月19日(木)~25日(水)
10:00~18:00(最終日~15:00)
※22日(日)は休館
★4月22日:photo Hike 摩耶山@ARITO
一眼レフのやさしい解説と 素敵な写真の撮り方を学ぶカメラツアー。一眼レフカメラをお持ちの方が対象。
参加費4500円 ※残り4名(4月19日現在)
お申し込み・お問い合わせは白馬堂ROKKO
『泥沼はどこだ』
“文学者だって政治・経済について語らなければならないときがある。支配の言葉のウソを読み解き、市民のたたかいの言葉に取り戻す術を明らかにする”というコトで、“支配の言葉のウソ”を読み解き、“市民のたたかいの言葉に取り戻す術を明らかにする”ための一冊。
国文学者の小森陽一さん(東京大学教授)と、詩人アーサー・ビナードさんによる対談をまとめたもので、2004年、2008年の「詩人会議」、2008年「ことばのレントゲン(朝日カルチャー)」など9編で言葉の問題、沖縄問題、防衛問題などに鋭く斬り込んでいる。
アーサー・ビナード氏はミシガン州出身のアメリカ人だが、そこらへんの日本人よりずっと日本語についての造詣が深い。
『泥沼はどこだ 言葉を疑い、言葉でたたかう』
小森 陽一、アーサー・ビナード 著
かもがわ出版 刊
2012年2月11日 初版発行
巻頭対談 「原子力テロ国家」から少々抜粋。
「地図の日」に地図講座
1800年(寛政12年)の今日、伊能忠敬が蝦夷地の測量に出発したことから「地図の日」。白馬堂ROKKOとのコラボで、「地図読みはじめて見ま専科」という講座を開催。
ちょっと事情で定員オーバーだったので、狭くてスミマセンでした。でも皆さんとても熱心に聴いてくださって、地図の面白さ、奥深さに触れていただけたでしょうか。
これは初めの第一歩。ぜひ、地図を持ってフィールドへおでかけしましょう。
『キケン』
お気に入りの作家・有川浩さんによる、ちょっとマンガちっくで楽しい学園コメディ。ほぼ男子しかいないに等しい、地方都市の電気工科大学を舞台に、キケンなやつら=「機械制御研究部」なるサークルの面々がキャンパスで繰り広げるキケンで愉快なストーリー。
著者があとがきで「男子というイキモノは独特の世界を持っていると思います。男子しか共有できないその世界は女子から見るととてもキラキラしていて、自分もアノ中に混ざりたいなぁといつも思います」と書いているように、やんちゃワールドがイキイキと描かれていておもしろい。やっぱ男脳持ってるじゃん、有川さん。
『キケン』
有川浩 著
新潮社 刊
2010年1月 初版発行
あの『三匹のおっさん』も面白かったけど、ユナ・ボマー上野&大魔神・大神、“お店の子”元山たちのキャラもホント面白いです。
読図講習会@摩耶山
白馬堂ROKKOとのコラボ講座、読図②を開催。
「山と高原地図」を活用するあさやん担当の①、国土地理院1/25000地形図の見方の、にゃみにゃみ。担当「地形図」編②の「②」を開催。地図を片手に摩耶山周辺のマイナールートをうろうろ・・・ 六甲山、奥深いでしょう。
「山と高原地図の方が見やすいんですけど、地形図はなぜ必要なのですか?」との質問にはお答えしきれたのか…?と、今思い返しつつ。山に深く入り込めば入り込むほど、だんだん実感いただけるとは思うのですが。
ともあれ、ご参加の皆さま、お疲れさまでした。ご参加ありがとうございました。
六甲道の可愛いケーキ屋さん「pulcino(プルチーノ)」
先日六甲道で所用があったときに、ふと立ち寄ってみたケーキ屋さん。山手幹線の「六甲口」のやや東、リトルブラザーズ六甲ビルというビルの1階にあり、ちょっと分かりにくいかもしれない。
遠目にはカジュアルなイタリアンのお店みたいな雰囲気。イタリアンドルチェがウリだと聞いていたのだけど、ロールケーキとかショートケーキみたいなのもいろいろあるし、焼き菓子も種類豊富。
ちょこっとだけイートインスペースがあって、その場で食べられるのがありがたい。
プリンとコーヒーのセットがあったので、それを注文。ガラス瓶に入ったプリンだけど、流行系のとろとろタイプではなくて、ちょっと懐かしい系のしっかり固めの生地。バニラビーンズがたっぷり、ていねいに手作りしてる感じで、なかなか美味しかった。フレッシュケーキとか、たまーに食べたくなることがあっても、テイクアウトするには1個だけって買いにくいし、かと言っていくつも買ってもどうしようもないし、お手軽にイートインできるならうれしいかも。スフォリアテッレとかカンノーロとかがあるみたいなので、機会があればリピしてみたい。
★pulcino(プルチーノ)
神戸市灘区森後町1-3-19
078-856-0777
10:00-20:00 (L.O.19:30)
火曜定休
阪急六甲駅、JR六甲道駅より徒歩5分
櫻守公園 笹部桜@五分咲き
櫻守公園こと「岡本南公園」。
水上勉氏の小説『櫻守』の実在モデル・笹部新太郎氏の邸宅跡を神戸市が買い上げて公園にしたもので、こじんまりとした敷地だが、笹部博士ゆかりの桜があれこれ植えられている。
笹部博士の名を冠した「ササベザクラ」。二重の花弁がとても可憐で美しい。
今日で五分咲きってところか。
種類によってはほぼ満開のものもあるが、イトザクラは三分くらい、枝垂れはちらほら。ササベザクラも五分くらいなので、見頃は週末くらいではないだろうか。
★笹部桜と桜守公園
兵庫県神戸市東灘区岡本5
阪急神戸線岡本駅下車 北側改札から線路沿いに西へ徒歩3分
半年ぶりにリベンジ!感動モノの美味い蕎麦屋へ…
日頃会う機会はほとんどないのだが、年に1~2回、何かのきっかけで選りすぐりの美味しい店へ連れて行ってくれる、かつての“戦友的上司”F氏と久々にランチ。
すっかり春めいた今日、ドライブがてらプチ遠出で篠山までお出かけ。
半年ほど前の篠山グルメツアーのとき、そば屋のはしごを試みたら、13時前後なのに売り切れ!!で未遂に終わったお店へリベンジなのだった。今回は、開店直後を狙って早々に突撃。開いててよかった~。
176号線の古市駅から細い道をずーっと走った奥にある、古民家をリノベーションしたステキなお店。
“花見がてらメシでも行くか”って企画だったんだけど、桜はどこにも、カケラも咲いてなかったんですけど~。。。梅が満開でしたが。
盛りそば。写真では表現できていないけれど、薄緑色で、衝撃的に美しかった。
そして、ここまで香り高く、かつ喉ごしがいいそばは初めてかもしれない。
そんなに多くの名店を訪れているわけではないが、近畿圏、首都圏で私がこれまでに行ったことのある、どのそば屋より美味しいと思った。
★一眞坊
篠山市住山276
079-595-1113
水曜定休
11:00~15:00(売り切れ次第終了)
まだ咲かぬ桜を思いつつⅡ
桜はまだこんな感じだったけど…(「マダマダ咲くもんか!的な…)
とりあえずエエ酒があるから、野良酒宴会だ。
(咲くと素晴らしい桜の名所なんだよ。・・・・・ココ!)
先日の広島宴会のとき、兄仙人がお土産に持たせてくださった“カモキン”『桜吹雪 特別純米うすにごり生』、mikanちゃんが高山で仕入れてきてくれた天領の特別純米酒『飛切り』、そしてFukuzo&monacoペアが取り寄せてくれた“奥能登の白菊”『純米酒』。そしてFukuちゃんの出張土産・熊野古道ビール。
アテも持ち寄りで、mikanちゃんからは菊菜の柚子胡椒マヨ和え、セロリの酒粕漬け、豆酩(とうべい)。monaco's kitchen作の若牛蒡の煮物、卯の花サラダ、筍の煮物。にゃみにゃみ食堂はセロリとちりめんじゃこのイタリアン味、菊菜の“だし麹”和え、山口の醸造場「一馬本店」みそ味の変わりぬか床で漬けたセロリ、カメさんH さん作のいかなご釘煮。シメに牧島流鯵茶漬けdeパスタ。
なぜか4つ揃った「酒まつり」のぐいのみ・・・ うち2つは、先日兄仙人からお土産にいただいたもの。
途中から旅料理人クライマーHiroさんご夫妻も合流してくださって、ニギヤカに。みなさまお疲れさまでした。にゃみにゃみ。おかげさまで“今津線無限地獄”には陥らず、無事帰宅いたしました!
今日の酒を作ってくれた蔵
★桜吹雪
金光酒造
広島県東広島市黒瀬町乃美尾1364-2
0823-82-2006
★飛切り
天領酒造
岐阜県下呂市萩原町萩原1289-1
0576-52-1515
★「奥能登の白菊」純米酒
白藤酒造店
石川県輪島市鳳至町上町24
0768-22-2115
晴れのちアラレのち曇りのち晴れ、的な。
なんともめまぐるしい空模様の一日。朝は雨が降ってて、駅を降りたら晴れてて、山頂ではまた曇ってきて、そうこうするうちに真っ黒な雲が押し寄せてきてアラレが降り始めて・・・かと思えばまた晴れて。とりあえず予定は消化できて何より。久しぶりに兵庫駅を通ったので、オヤツにちょっとお気に入りな「こなもん屋」にて、神戸風のダシ入りたこ焼き。
ふつうのソースだけじゃなくて、どろソース、旨辛、激辛ソースが登場!してた。いろいろ味わえて楽しい。
春の嵐が過ぎ、そろそろ桜が…
爆弾低気圧が通過して、全国的に大荒れだった3日。
バケツをひっくり返したような雨が降ったけど、3時くらいには晴れてきた。が、その後も強風が吹き荒れて、近所の桜は膨らみかけたつぼみを枝ごと飛ばされてた。
翌4日、日中は暖かくなって、つぼみも少しほころび始めた。
ハクモクレンも開花を開始。去年も寒かったけど、3月末にはほころび始めて、14日くらいに満開を迎えていたんだなー。→★去年の桜
“発酵仮面”小泉流乾燥納豆
極にゃみ的には納豆がニガテ。正統派関西ジンとしてはあんな腐った豆を食うなんて許せない。第一アレは関東の食文化ではないか。
…が、ものすごく優れた食品であることは否定できない。うーむ…。
で、先日『賢者の非常食』 を読んだとき、「乾燥納豆の作り方」が載っていた。
(極にゃみ的には冗談じゃない「納豆10パック」)!
『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』
順天童大学医学部教授、自律神経研究の第一人者、そして“予約が三年待ち”という人気ぶりの「便秘外来」でも知られている小林弘幸医師による健康維持の秘訣本。
アスリートや芸能人のパフォーマンス向上にもかかわっている著者が着目するのは、自律神経。交感神経と副交感神経のバランスがベストな状態だと、心身共に健康で最高のパフォーマンスが可能になる、ということをわかりやすく解説。書かれている内容を一言で要約すると
「ゆっくり動くと健康になる」。←ホントに一言
いつもせかせか追い立てられるような毎日を送ってて、過緊張の状態をアルコールでしか解除できないような気がしている私には“効きそう”・・・かも。
『なぜ、「これ」は健康にいいのか? 副交感神経が人生の質を決める』
小林弘幸 著
サンマーク出版 刊
2011年4月 初版発行
健康になるための秘訣、を要約。
佐々並豆腐
山口ツアーで出会った美味をもう一つ。事前チェックしてたものは何ひとつ入手できなかったのだが、佐々並市という、萩往還の途中にある宿場町に伝わる豆腐を入手することができた。ご案内くださった“語り部”さんに「硬いですよ~」って言われたのだけれども、そこがお気に入りかも。ホントは佐々並のお宿でいただくといいのだろうけれど・・・
★道の駅「あさひ」で販売されている(昼過ぎには売り切れることが多いとか)。
語り部さんお勧めの食べ方・・・「豆腐ステーキ」で。石川や沖縄の堅豆腐ほどは堅くないが、しっかり味が濃くて美味しかった。
佐々並の町。石州赤瓦が印象的な落ち着いた佇まいがいい感じ。
ここにある「はやし屋旅館 」さんで、豆腐料理のフルコースをいただくことができる。
萩往還 おやつ編
歴史浪漫の道「萩往還」を歩くときに、併せて楽しみたいオヤツ。
まずは山口駅から「一の坂四十二の曲がり」コースへ行く途中で買えるコチラ。
コース上ではないのだが、一の坂川の少し東、上堅小路から南へ下った八坂神社の西側にある「昭ちゃんコロッケ」。
「全国手づくりコロッケコンテスト」で金賞を受賞したというもので、サクサクの衣の中は、とろりとしたちょっと不思議な食感。ホクホクの普通の芋コロッケとはちょっと違った、不思議なフィリングなんだけど、とても美味しい。揚げたてを1個から買えるので、歩き始める前にちょっと小腹を満たすのにちょうどいい。
★昭ちゃんコロッケ本店
山口県山口市銭湯小路15
083-925-1005
9:00~18:00
日・祝定休
萩の市街から南下する「さわやか萩往還実感コース」の途中で味わえるのが・・・
「萩往還プレミアム 夏みかんソフト」。萩の名物、夏みかんを使ったソフトクリーム。
酸味はほとんどなくて、ほんのりほろ苦い夏みかんの風味がさっぱりと美味しい。
★道の駅 萩往還
萩市大字椿字鹿背ケ坂1258
0838-22-9889
無料で見学できる「松陰記念館」も併設。
ところで、萩と言えば夏みかんが名物。
萩往還 グルメ編
萩往還の取材で美味しかったアレコレ。初日のお昼は“語り部”さんお勧め、萩市明木の国道沿いにある「農家れすとらん つつじ亭」へ。
地元農家の主婦の方々によって運営されているお店で、手作りの地産・地消メニューが味わえる。この日はイワシの煮付けに、いろいろお野菜のおかず。おつゆ付で550円と格安。地元米のご飯も美味しいし、おかずはどれも手作りならではの美味しさ満載。
★農家れすとらん つつじ亭
萩市明木2857-3
0838-55-5032
11:00~16:00(特産物販売9:00~18:00)
夜は、湯田温泉のホテルで「とらふぐ懐石」。
“食前酒”代わりにヒレ酒がつき、小鉢、前菜盛り合わせ、お造りはてっさ。昼間語り部さんに教えていただいた「わけぎを3cmくらいに切って巻いて食べる」スタイルだった。
焚合せの代わりにてっちり、蒸し物は焼き白子入りの茶碗蒸し、焼き物、唐揚げ、カルパッチョとふぐ尽くしで、御凌ぎはふぐ雑炊。最後はデザートも付いて大満足。お代わりの酒は「獺祭」をセレクト。やっぱ山口だからね~。
★和菜 大内家
山口県山口市湯田温泉2-6-24 ホテルニュータナカB1
083-923-3566
11:00~14:00、17:00~22:30(LO30分前)
まだ咲かぬ桜を思いつつ「桜吹雪」
いつまでも寒さが居座って、なかなか春が訪れないまま4月に突入。
↑山口県庁前の桜@2012.3.30三月最後の夜、広島の“兄仙人”が用意してくれたのが、東広島・黒瀬町「金光酒造」、“賀茂金秀”季節限定、「桜吹雪」特別純米うすにごり生。
この季節らしい、ぴりぴりはじけるフレッシュな酒。フルーティで繊細な香り立ちは大吟醸っぽいけど、しっかりとしたボディも感じられる、チカラのある酒。
アノ、感動した「賀茂泉純米吟醸生原酒 朝しぼり 」に匹敵する美味しさだった。やっぱり広島の酒はええなぁ。いや、兄仙人のセレクトがすごいのかも。ありがとうございます。
★金光酒造
広島県東広島市黒瀬町乃美尾1364-2
0823-82-2006
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