“発酵仮面”小泉流乾燥納豆
極にゃみ的には納豆がニガテ。正統派関西ジンとしてはあんな腐った豆を食うなんて許せない。第一アレは関東の食文化ではないか。
…が、ものすごく優れた食品であることは否定できない。うーむ…。
で、先日『賢者の非常食』 を読んだとき、「乾燥納豆の作り方」が載っていた。
(極にゃみ的には冗談じゃない「納豆10パック」)!
発酵仮面・小泉氏は、「疲れたときに50粒ほどを水と一緒に飲み込むと、胃の中でジンワリと乾燥納豆が溶け出し、全身にスタミナが満ちてくるのがわかるのです。つまり、活力の錠剤ですね。みなさんも、携帯する非常食として乾燥納豆をビンに入れて持ち歩く“小泉流活用術”を試してみられてはいかがでしょう」と書いておられる。
海外のフィールドワークで強烈な食中毒になってしまうことはよくあることだそうだが、メンバーがすべて猛烈な下痢で死の淵をさまようほどの目に遭ったとき、小泉氏だけは乾燥納豆を食べていたため、まったく平気だったそう。納豆菌は腐敗菌や食中毒菌に対して非常に強く、腸内に進入してきたそれらの菌を攻撃して死滅させるとか。
うん、コレはよさげ。水で飲み込めばいいのなら私だって摂取できる。よし、コレを作ろう!と思い立ったのである。
●まず、大葉を天日干しにする。
西日本でもサスガに食べ物を天日干しにする勇気はないので、出窓の日当たりのいいところで窓は閉めたまま。
空気が乾燥した冬場の晴れた日なら一日でパリパリに。
●納豆を調味する。
乾燥大葉ができたら、納豆10パックに塩を小さじ2~3杯と、片栗粉小さじ1を加えてぐるぐる混ぜて、大葉を揉み砕いて入れる。
●乾燥させる
均一に混ざったら皿に薄く広げて、天日で乾燥するまで干す。
本には4~5日と書いてあったが、1週間くらいかかった。粘るから、なかなか粒がバラバラにはならない。乾燥してきても、皿にねちょーっとくっついてなかなかたいへん。しかも部屋が超納豆臭くて倒れそう・・・
●できあがり
パリパリに乾いたら、片栗粉小さじ1をまぶして密閉容器に。
“ヤバい”もんを食ってしまったときに服用すべく、部屋に常備している。
酔っ払ってツマミ代わりに食べたりするかな?と思ったが、今のところそれはない。
大葉の香りがほんのりして、納豆好きならそのままぽりぽり食べると思う。
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コメント
なかなか美味そうですな^^
小泉センセの本も面白そうです!
投稿: hiroganesh | 2012年4月 5日 (木) 07:59
小泉センセの本、
何冊か読んでますけど、どれもホント面白いです。
ぜひぜひ。
投稿: にゃみにゃみ。 | 2012年4月 5日 (木) 08:17