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『穂高涸沢Movie&Talk Session』in KOBE

山の映画とプレミアムトークが楽しめる『穂高涸沢Movie&Talk Session』。Movietalk_session
神戸・東京・松本と全国3か所開催で、まず皮切りの灘区民ホールへ行ってきた。

★公式サイト・・・穂高涸沢Movie&Talk Session

穂高岳山荘3代目・今田恵さんを描いたドキュメンタリー「私は山で生きていく」、穂高の美しき氷河圏谷、涸沢の四季を描いた「涸沢讃歌」という2本の映像作品と、穂高・涸沢で暮らす三人のゲストによるトークセッション。

映画とトークの間には、『ヨーデル食べ放題』で一躍有名になったリピート山中さんがスペシャルゲストとして登場、「加藤文太郎の歌」などを披露してくれた。
涸沢ヒュッテの山口 孝氏、穂高岳山荘の今田 恵氏、ハチプロダクションの宮田 八郎氏によるアツいトークはとても面白かった。
宮田さんが灘区出身で、“燃える灘クミン”naddistさんと同級生だったってのはびっくり。

最後に、安全に山を楽しむためのアドバイスとして、
山口氏「山ではすれ違いの事故が多いので、お互いに声をかけあって。気遣い合うことが大切で、大人数パーティはほかの登山者に配慮を。優れた装備などが出てきたが、山の厳しさは昔も今も変わらない」
今田氏「“決めること”が大切。あらかじめpoint of returnを決めておく、行くか戻るかを現場で判断することも重要。」
宮田氏「天候判断には、“週間寒気予想”を地上天気図と併用するといい。昨年のザイテングラートの落石事故以降、ヘルメットを着用する人が増えたが、事故防止には有効。
神戸には六甲山があるが、北アルプスとはスケール感が違う。感覚的に2倍。
穂高連峰では年間10数名が命を落としており、累計ではギネスブックに登録されている谷川岳より死亡者は多いかもしれない。山は危険なところで、死ぬこともあることを覚悟して登るべき。」
といったお話が印象的だった。

で、終了後、なんとなく阪急六甲へ向かって歩きつつ、沖縄料理屋へ吸い込まれる面々。Dsc02222
“エンドレス”にはならずにすんでよかった。

昼間、出張で大阪へ来ておられた“熊野みゆき”さんとミーティング。Dsc02230
美しい津軽ビードロのぐい飲みをいただいた。冷酒に合いそう。ありがとうございました。

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コメント

ものすごくいいイベントでしたよね。
特にトークセッションでは北アルプスを代表する山荘の方の生の声が聞けた気がしました。
山は素晴らしい反面、やっぱり危険だということも
頭に入れておかねば…
それでも山に魅せられちゃいます。
自分で責任がとれる力を知ろう、と思いました。
リピート山中さんの歌が頭から離れませ~ん♪

投稿: monaco | 2012年5月22日 (火) 17:57

ホントホント。とても意味のあるイベントでした。
スピーカーの皆さんのアツい思いが伝わりました。

山は危険が隣り合わせ。それをわかった上で楽しまないと。
ホントそうですね。
謙虚に遊ばせていただきましょう。

それと…
リピート山中さんの歌、みょーに脳裏に響くでしょ?

投稿: にゃみにゃみ。 | 2012年5月24日 (木) 23:55

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