大阪岳連・大阪労山共催「アウトドアの救急法2012」一日目
重要なポイントをいくつか要約。
山岳事故現場に遭遇し、傷病者を発見したら
■まずすべきことは、現場状況の把握
レスキュアーとして安全にアクセスできるか?…自己パーティの安全確保が第一
傷病者は外傷?急病?環境要因?…初期評価→一次救命処置→二次評価
レスキュアーの感染防御…汗と涙以外の体液は感染の危険があるとして対応する
※バリア(ニトリートグローブ等)を装着してから処置を行う
■ガイドライン2010の変更点
ABC→CAB
※ガイドライン2005までの、「気道確保→呼吸→循環」から、「循環→気道確保→呼吸」の順序に変更。循環のサインがなければ、少しでも早く胸骨圧迫を行う。
★悳(いさお) 秀彦先生のプロフィール
1947年群馬県生まれ
MFA(メディック・ファーストエイド®)インストラクター・トレーナー、DANジャパン酸素供給法インストラクター・トレーナー、日本赤十字社救急法指導員、米国心臓協会BLS for HCPインストラクター、元・米国ワシントン州認定救急医療士
(社)日本山岳協会遭難対策委員会、医科学委員会常任委員
(社)日本山岳会指導員会、医療委員会委員
日本勤労者山岳連盟顧問 ほか
・映画『岳』の医療関係の監修
・主な著書:『登山者のためのファーストエイド・ブック』、『野外のファーストエイド術』(地球丸)
※これまでの講習会の記事は・・
★「アウトドアの救急法」① 2009年
★「アウトドアの救急法」② 2009年
★救急法講習会 ★山の救急法講習会二日目 2007年
★「アウトドアの救急法」 2007年OYAC版
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