天上寺夏期講座『下座行と密教の坐禅瞑想』
摩耶山上にある天上寺さんにて『下座行と密教の坐禅瞑想』に参加。
摩耶山上は神秘的な霧に包まれ、雨に濡れたコアジサイが美しかった。
境内では初夏の花々が清楚に咲き、“仏母摩耶夫人”に似つかわしい風情。
本堂の脇にある摩耶夫人堂も雨の中しっとりとしたたたずまい。
このお堂のまわりの回廊を“下座行”にて拭き清めさせていただいた。
雑巾を絞り、隅々まで丁寧に拭き上げると、何とも言えない清々しい気分に。
そして、ちょうど戻ってこられた副住職様から少しお話を伺い、若いお坊様から坐禅瞑想についてご説明をいただき、“阿字観”へ。
阿字観掛け軸のあるお部屋で、坐禅に入るときの基本的な作法を教えていただき、短い瞑想を何度か。ヨガのような、ストレッチのような体操なども交えながら、無理なくできる座禅瞑想の体験はとても新鮮で気持ちのいいものだった。
夏期講座『下座行と密教の坐禅瞑想』
6月の毎週土曜日、13:00~(2時間程度) 要申し込み(参加費1000円・定員30名)
★摩耶山天上寺
神戸市灘区摩耶山町2-12
078-861-2684
「六甲山大学」プロジェクトの専任として着任されたばかりの黒田氏も参加しておられ、伊藤副住職様からご紹介いただき、一緒にお寺をご案内いただいた。
一字金輪を祀る金輪堂、丹塗りの調度品が華やかな摩耶夫人堂、ご本尊の十一面観音など7体の観音様を祀る金堂と、それぞれ詳しくご説明をお聞きし、有り難いひとときを過ごさせていただいた。
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