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平成24年度全国遭難対策協議会

7月11日、「平成24年度全国遭難対策協議会」が開催された。
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会場となったのは、虎ノ門にある文部科学省3階講堂。
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全国から、警察、消防、山岳団体の関係者が一堂に。

午前の部では、警察庁生活安全局地域課課長補佐 大林昌弘氏から「平成23年中の山岳遭難事故概況」の報告、総務省消防庁国民保護・防災部防災課広域応援室航空専門官 森田壽彦氏から「消防防災ヘリコプターによる山岳救助のあり方に関する検討会概要報告」、兵庫県消防防災航空隊 神戸市消防局航空機動隊 航空救助係長 東谷浩二氏から「山岳遭難救助に対する兵庫県の取組みについて」が報告された。

平成23年中における山岳遭難の概況

午後の部では、日本登山医学会認定山岳医委員会委員長 増山茂氏、英国国際山岳医で北海道警察山岳遭難救助アドバイザーの大城和恵氏から「日本における国際認定山岳医制度について」、那須山岳救助隊副隊長 渡部逸郎氏から「那須山救助隊での遭難防止への取組み」という2題の講演が行われた。

最後に、「山岳遭難事故防止のために」が提案され、満場一致で承認された。
内容は↓↓↓

「山岳遭難事故防止のために」
全国山岳遭難対策協議会
平成24年7月11日

登山者は山岳遭難事故防止のために次のことに取り組むこと

・登山の第一歩は、目的とする山をよく理解することからはじまります。地図を基本にガイドブックや現地等から事前に山岳情報を調べること。
・登山計画書を作成して、パーティー全員がその山を良く理解するとともに、体力と経験に応じた無理のない計画であるかよく検討すること。
・登山計画書を家族や職場に知らせ、また、登山口の登山届ポスト、地元の警察署等に提出すること。
・単独登山はやめて仲間と登り、ツェルトや救急用品、非常食を必ず携行して、ゆとりある行動を心がけて、安全に登山を行うこと。
・山の事故は自己責任であることをよく考えて、山岳保険には必ず加入すること。
・危急時に確実に連絡を取れる手段を確保するために、無線機、携帯電話等の通信機器を持参して登山を行うこと。
・登山に出発する前に目的とする山域の最新の気象情報を入手して、気象遭難を防ぐこと。
・登山中は常にパーティー全員の体調や疲労に注意を払い、コースの状況・気象条件等に応じて下山するなどの冷静な判断を行い、山岳遭難事故を絶対に起こさない心構えで行動すること。

関係者は山岳遭難事故防止に向けて次のことに努める

・登山計画書の提出を奨励し、計画的で安全な登山の普及に努める。
・登山道、道標、トイレなどの整備とその適切な管理に努める。
・今後設置する道標及び案内標示の様式、表記方法等について、可能な限り統一に努める。
・詳細な山岳情報と気象情報の提供に努める。
・中高年登山者やツアー登山参加者の安全確保に努める。

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