神戸ゴルフ倶楽部で“草原性植物観察会”
日本初の歴史あるゴルフ場「神戸ゴルフ倶楽部」にて観察会が行われた。
まずは主催者代表、神戸ゴルフ倶楽部キャプテン阿部晴彦氏からご挨拶。
兵庫県植物誌研究会・小林禧樹氏による「六甲山の植物相の特徴について」
六甲山地約300㎢には1700種近い植物があること、その特徴など…
参加者が多いため、4つの班に分かれてコース内へ。
六甲山地では、ここにしか残っていないマツムシソウ。大群落を形成。
※植物園等で人工栽培されているものは別です。高山植物園にはあるそうです。
★白山で出会ったタカネマツムシソウはもっとブルーだった…ココ!
広々としたコース内は歩いていても気持ちがいい。
コースわきにはワレモコウがたくさん。
まるで植栽のように、あちこちにマツムシソウが咲き乱れている。
神戸市立森林植物園のチームも。福本市好氏もカメラを片手にご満悦。
時折、吹き降りになったり、霧が出たり。
ツリガネニンジンも雨に濡れて美しい。
ツリフネソウの大群落。
キツリフネより少し時期が遅いのか、ちょうど花盛りだった。
約60名の公募参加者+スタッフ?約20名。私の班の案内は小林禧樹氏、窪田博行氏。
ほかにも、県立人と自然の博物館の橋本佳延先生、久保順一氏など錚々たるメンバー。
コース内に咲くオミナエシ。
マルバハギ、ネコハギなど萩の仲間もいろいろ。
古い時代の境界標識。「からと」「住吉」「高羽」の境界を示している。
風格のある木造のクラブハウスは1932年建築、設計はヴォーリズ氏。
創立者にして、今なお六甲開山の祖と慕われているアーサー・ヘスケス・グルーム(Arthur Hesketh Groom)氏。
ふだんは見学を許可していないため、クラブハウスもコースも初めて。貴重な機会をありがとうございました。
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