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白壁の街並みと金魚ちょうちんの町・柳井

柳井は古くから瀬戸内海交易の主要港として発展し、かつて岩国藩のお納戸として栄えたところ。
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事前に申し込めば、ボランティアガイドさんに案内をしてもらえる(5名以上)。
このガイドさん、超ベテランで、話し方がとても美しく(しかも美人!)、知識豊富で柳井の魅力を5割増しくらいに見せてくれたかも…

柳井市観光協会・ボランティアガイド

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「白壁の町並み」として知られる古市・金屋地区は、中世の町割そのままに、石畳の道に白漆喰・土蔵造りの商家が並び、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。
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古い建物は博物館的に保存されているのではなく、住民が暮らし、商いをし、日常生活を送る“生きた町”なのである。
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そぞろ歩くのにちょうどいい町の規模で、美しい佇まいが楽しめる。
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あちこちに飾られている、可愛らしい「金魚ちょうちん」。
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江戸時代から伝わる伝統ある民芸品で、全国を旅して歩いた柳井商人が青森のねぶたをヒントに考案したもので、かつてはお迎え提灯として使われてきたのだとか。
毎年8月13日には金魚ちょうちん祭りが行われる。

見学もできる“甘露醤油”の佐川醤油店。
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天保元年創業の歴史ある醤油蔵で、地下70メートルからくみ上げる琴石山系の伏流水を使用し、昔ながらの三十石桶を使って作られている。
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この蔵の醤油は「二度仕込み」と言って、出来上がった醤油に再度もろみを加えて醸造する手間のかかった逸品。漆黒の濃い色をしているが、塩分濃度はふつうの醤油と同じで、深い味わいとコクがある。
Dsc09394_2Dsc09990この“甘露醤油”を使った名物が「甘露ソフトクリーム」。食べてみると、香ばしい風味は醤油というよりキャラメリゼな感じで、上品な美味しさに仕上がっている。
しっとりと落ち着いた白壁の町並みを歩きながらぜひ食べてみたい逸品だ。

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