大阪府山岳連盟「安全登山の集い」2012

秋バラが見ごろを迎えているうつぼ公園。

オフィス街のオアシス的な公園だが、多品種のバラが楽しめる。

公園隣の会場で指導員研修会があり、夜には恒例の「安全登山の集い」

講師は、静岡大学教育学部・防災総合センター教授で、読図やナビゲーションの専門家、村越真氏。

「なぜ道に迷う？迷ったらどうする？」というテーマでお話いただいた。

「山岳遭難：知られざるその実態」について、統計データを詳細に分析した結果など。

山岳遭難の中で「道迷い」は突出して多く、ほかの態様で分類されているケースも、初期要因は道迷いである可能性もある。道迷いを防ぐことが遭難予防につながる。

アンケートによると、地図やコンパスを携帯していても、活用できていない登山者が大半。登山時にこれらを持つことは当然のことだが、一歩進めてプランニング、現在地の把握、ルート維持に役立てるスキルを身につけ、道迷い遭難を防止したい。

★村越氏が設立した、地図、ナビゲーション技術の普及、アウトドアの安全を目指すNPO法人・・・MNOP