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熊野の酢みかん「さんず」

酸味が強くて甘みがない「香酸柑橘(酢みかん)」。
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スダチ、カボス、ユズなどがよく知られているが、みかん王国熊野ではほかの地方にはない品種がいろいろある。
北山村でしか採れない「じゃばら」、紀和町特産の「新姫」、そして熊野川周辺ではこの「さんず」。

 

 

初めて見たのは、前の冬に新宮へ行ったとき、みかん専門店の店先で。
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見慣れないものだったのでお店の人に聞くと、「このあたりの家では庭にさんずの木を植えていて、ポン酢や酢飯など酢の代わりに使う」とのこと。
試しに一袋買ってみたのだが、爽やかで香りよく、ほどよい酸味が鍋物はもとより、ドレッシングなどにしてもとても美味しかった。名物のさんま寿司も、紀南ではさんずを使うのだとか。
今回の熊野ツアーでは、スタンド販売のみかんを買おうと思って立ち寄った農家さんでたまたま聞いてみたらさんずの木があって、たくさん仕入れてきた。
自家製ポン酢の作り方を教えてもらったので、この冬の鍋ものはコレで…

★お取り寄せは…のりこ農園
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町狗子ノ川1804

★「さんず」とさんま寿司については…ココ

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