北条鉄道と加西アルプス
加西市にある善坊山 (251m)、笠松山 (244m)へ。ローカル鉄道の旅でもある。
神戸電鉄粟生線で終点の粟生まで行き、北条鉄道に乗り換え。
北条鉄道は粟生駅~北条町駅を結ぶ8駅全長13.6km、片道22分のローカル線。
加西市のゆるキャラ「ねっぴ~」が描かれたフラワー2000-3号。
レトロ感あふれる播磨下里駅。ハイカーがたくさん降りた。
まずは善坊山 (251m)を目指して登る。ヤブの中の道を少し歩いて岩尾根へ。
善坊山は、赤松義則の八男、則繁が守る善防山城があったところ。「嘉吉の乱(1441)」のときに山名軍に攻められ、急峻な斜面に油を塗った竹の皮を敷き詰めて敵方が登れないようにしたら…、その竹皮に火をかけられ、あっさり落城してしまったのだとか。
古法華自然公園へ。なかなか素敵なキャンプ場もある。
古法華寺を中心に、磨崖仏や七福神、石仏が点在している。
笠松山へは、吊り橋を渡って、ちょっとスリリングな鎖場を登る。
眺めがよくて、とても気持ちのいいコース。夏は暑そうだけど。
笠松山の山頂から善坊山を振り返る。
細いヤブ道を北上し、熊野神社へ。権現堂とも呼ばれているお堂がある。
登山口の脇に梅畑があってちょうど満開だった。
北条鉄道「長」駅へ、田畑の中ののどかな道をゆく。
これまたレトロ感満載の「長(おさ)」駅。かつては貨物線もあったとか。
1時間に1本の列車で粟生へ戻り、神鉄に乗り継いで帰途についた。
のんびりとしたローカル鉄道の旅、なかなか楽しかった。
粟生駅の「シルキーウェイ あわの里」もステキだし、粟生駅スタートで歩く小野アルプスもおすすめです。
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