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『日本に生きる北朝鮮人 リ・ハナの一歩一歩』

1980年代半ば、中国との国境に近い北朝鮮北西部の新義州で生まれた著者。
Lee_hana両親は日本で生まれ育った在日朝鮮人2世、祖父母は済州島出身。戦後に両親が「地上の楽園」と宣伝された帰国事業によって北朝鮮に移住。
生活力のある祖母のおかげで不自由ない生活をしていたが、やがて父が病死し、母子は「連座制」によって都市部から農村へ強制追放されることに。農村での過酷な生活よりは命がけでも脱北する方がまし、と決意した母と共に、自殺用の毒薬とカミソリを手に、決死の覚悟で中国国境の鴨緑江を渡った。中国での5年間の潜伏生活を経て、縁あって日本へ。働きながら夜間中学校で学び、(旧)大検に合格し、念願の大学生活へ…。そんな彼女の日常を綴ったブログをまとめた一冊。


『日本に生きる北朝鮮人 リ・ハナの一歩一歩』
リ・ハナ 著
アジアプレス出版部 刊
2013年1月 初版発行

日本に居住する“ふつうのヒト”の感覚からするととてつもなくサバイバルな体験を生きのびてきたすごい経験の持ち主なのに、ごくふつうの若い女性の感性で綴られる日常。
友人たちと買い物や京都観光を楽しんだり、風邪をひいて寝込んでしまったり、そして授業やバイトを休んでしまって、自己嫌悪に陥ったり…という普通の大学生の平凡な日常。
その中に、ほかの留学生たちに「脱北者であること」を知られたくない思いや、北朝鮮のニュースを耳にするたび湧き上るさまざまな思いがちりばめられている。たぶん、うちの“たま”とほぼ同年代なんだけど、こんな風に生きてきた人もいるんだな。

★[日本に生きる北朝鮮人] リ・ハナの一歩一歩 ~自己紹介(1)…ココ!

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