『カッコいいほとけ』
著作家・書籍デザイナーの早川いくをさんによる、「ただひたすら、かっこいいほとけを、かっこいい、かっこいいと礼賛するだけの本」。
無敵の不動明王、シブい伊舎那天、キュートな焔魔天…イカしたキャラの御仏たちが、ともかくカッコいいイラストつきで紹介されている。
仏教の成立から、各地へ伝わり、元々あった宗教と習合し、変遷していく流れが非常にわかりやすく説明されているのも面白い。「大乗の時代になると、仏教教団の間口は一気に広がった。厳格なクラシックの演奏が、フリージャズになったようなものである」そして、生物多様性もびっくりの、多種多様なほとけが現れて、海を越え砂漠を越え…広まっていった、そんなほとけたちをひたすらかっこいい、かっこいいと称賛している一冊。
『カッコいいほとけ』
早川いくを 著
寺西晃 絵
幻冬舎 刊
2011年9月 初版一刷発行
| 固定リンク
コメント
魑魅魍魎もゾンビも菩薩さまも如来さまもお不動さまも…
世間はカオス。
投稿: にゃみにゃみ。 | 2013年6月 9日 (日) 08:24
>菩薩さまはいろんな姿に化身して…
同じく
魑魅魍魎のゾンビ達“も”
…いろいろな姿に化身して
何食わぬ顔で一般ピープルに同化している
不動明王…カッコよく登場…
だから、今でしょ
投稿: オバカッチョ | 2013年6月 7日 (金) 14:30
自分のアンテナ、ホントに大事。
信じてよいもの、信じるべきでないもの、
見分ける能力を曇らせないようにしておかないと。。。
投稿: にゃみにゃみ。 | 2013年6月 6日 (木) 08:20
>菩薩さまはいろんな姿に化身して…
そうなんよ
本当にあちこちに洗われて…不思議を見せてくださる。
もう宗教はいらない
カリスマもいらない
僕たちのアンテナを高く…多角。
投稿: オバカッチョ | 2013年6月 6日 (木) 08:17
生身のミロクさんか…
菩薩さまはいろんな姿に化身して、
衆生を救ってくださる存在ですからね。
それもご縁。。。でしょうか。
投稿: にゃみにゃみ。 | 2013年6月 6日 (木) 07:48
>ミロクさんに救われましたか…
はい!
生身の人間のミロクなんですよ。笑
弥勒…ミロクときくと
塩をかけられたナメクジのようになってしまう
な~~ちゃってクライマーオヤジ。
バカチンなんすよ。
情報が多くて頭でっかちになってしまった僕たちには
かっこいい!!!
ビジュアルから入るのも…
投稿: オバカッチョ | 2013年6月 6日 (木) 07:33
弥勒菩薩と言えば、萩尾 望都さんの
『百億の昼と千億の夜』の弥勒…ではなくて、
京都広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像、
いや、中宮寺の弥勒さまもステキ…
ミロクさんに救われましたか。よいですね。
投稿: にゃみにゃみ。 | 2013年6月 5日 (水) 22:31
弥勒…菩薩が好きだな~
ミロクに助けられる。
神も仏も…見えないものは信じないこの時代
本当に…ミロクに助けられた。
釈迦の説法が通用しなくなり
欲だけの時代になった時…大地から忽然と現れる
本当にそうだった…実に面白い。
投稿: オバカッチョ | 2013年6月 5日 (水) 16:28