小辺路ロケ三泊四日旅 ①
某ガイド本のロケで高野山から小辺路を歩くことになり、南海難波駅集合。
ロケチームは『ランドネ 2011年12月号 No.22』、『ランドネ 2012年4月号 No.26』でご一緒いただいた宮田カメラマン、フィールドライフ2013夏号No.40の表紙を飾っているモデルの工藤さんとライター根岸の三人。
『単純な脳、複雑な「私」』
脳科学の専門家として知られる著者が、出身校で行った連続講義をまとめた一冊。テーマは「心の構造化」で、ここでいう「心」とは「意識と無意識を含めた脳の作用全般」という意味なのだが、“ココロってナニ?”“脳とココロの関連は?”というような、「よくわからん」ことをとても面白い切り口から語ってくれる一冊。
そもそも高校生がターゲットなので、わかりやすさは保証付き。「事実(fact)と真実(truth)は異なる」ということを、脳科学の観点から解説してくれているのがとても面白かった。
『脳はこんなに悩ましい』を読んで、この著者に興味をいだいたのだけど、読んでみてとてもよかったと思える一冊。
『単純な脳、複雑な「私」
または、自分を使い回しながら進化した脳をめぐる4つの講義』
池谷裕二 著
朝日出版社 刊
2009年5月 初版1刷発行
★単純な脳、複雑な「私」 動画特設サイト…ココ!
部分的に抜粋。
『華、散りゆけど 真田幸村 連戦記』
「花は散りゆけど、その香は残る」真田幸村(信繁)の父、真田昌幸が遺した言葉、という一言から始まる小説で、大坂冬の陣・夏の陣での戦いをテーマとしている。
“真田十勇士”をはじめ数多くの作品に登場する真田幸村だが、本書もその例にもれず、九度山での長い蟄居の末に華々しく戦花を咲かせ、悲劇的に散っていくまでをドラマチックに描く。
ここ数年、戦国武将ブームだけど、やっぱ真田幸村が一番好きかなぁ。もしかすると昔々TVで見た『風神の門』の竹脇無我か、映画『真田幸村の謀略』の松方弘樹がカッコよかったとか(タイプ違いすぎか…)、そんな理由かもしれないけれど…
『華、散りゆけど 真田幸村 連戦記』
海道龍一朗 著
集英社 刊
2012年11月 初版発行
随想「摩耶山に星が下る夜」
神戸新聞、昨日の夕刊に6回目のコラムを掲載いただきました。
今回は、摩耶山天上寺の夏のお祭りについて。「笹おい七夕祭り」と、毎年8月9日の午前0時に行われる「四万六千日大祭」をご紹介しています。上の写真は昨年のもの。
★摩耶山天上寺 星下り会式2012
「平日仕事帰りに摩耶ビアテラスへGo!」作戦
まやビューラインで気軽に登れる摩耶山。現在夏ダイヤで夜9時まで運行。ってワケで、平日仕事帰りにびゅーっと涼しい標高700mへ行っちゃう作戦。
坂バスで摩耶ケーブル駅へ。1時間3本運行で、高齢者や幼児を連れたお母さんなどの利用が多い。坂が多い街で住民の大切な足として定着しつつある。
朝降っていた雨も上がって、すっきりと晴れた掬星台からの眺望はバツグン。
『(株)貧困大国アメリカ 』
「自由の国」というイメージがあるアメリカ。しかし、かつての「善きアメリカ」はどこへ…。努力すれば報われるという「アメリカン・ドリーム」は過去の幻想となり、1%の富裕層がマスコミと政府を意のままに動かし、99%から搾取しつくすというブラックな構造になっている。
自国のみならず、戦争や紛争、ときには自然災害をきっかけにして他国に「民主主義」「強い農業」「財政再建」「人道支援」などを理由に介入。種苗会社が確実に儲かるGM(遺伝子組換)作物を巧妙に持ち込み、農地集約・大規模栽培を導入させる。地域で伝統的に作られてきた固有種も伝統農法もすべて消滅、在来農業は壊滅して、農民は借金まみれで身動きができなくなる。
また、市場原理が入るべきではない領域、福祉や教育、公共サービスなどにも、圧倒的資金力によって政治を動かすことで介入。規制緩和、民営化、垂直統合、政府・企業間の回転ドア、ALEC…。
資本主義とグローバリゼーションが結びついて、統治政治から金権政治へと転換してしまった“貧困大国”の実態を、食卓、街、政治、司法、メディアなどの面から解説。まさに“驚愕の事態”が進行してしまっているわけだが、TPPなどを通して、世界中がそのブラックな状況が広がっていく。日本もまた例外ではない。自民圧勝でTPPまっしぐら、なこの国は、「美しい国」ではなく、(株)貧困小国へと着実に向かっているのだろう。
『(株)貧困大国アメリカ 』
堤未果 著
岩波新書
2013/06/28 発行
「あとがき」から抜粋
納涼ビアパーティ「フローズンビアテラス」
阪急うめだ本店13Fの「シャンデリア テーブル」でビアパーティ。
シャンデリアの下ではなくて、テラス席だったけど…
なんつーか、ムダにラグジュアリーな空間である。極にゃみ的には似合わん。
白馬堂ROKKOオリジナル!限定版
阪急六甲にある小さな山道具店、白馬堂ROKKOが先月開店4周年を迎えた。
で、記念にオリジナルデザインのデイパックを制作。日本の近代アルピニズム発祥の地である六甲山を擁する神戸の街で、ご自身も長く山を愛する岳人であり、長年地元の岳人たちに寄り添った商品を提供してこられた神戸ザックさんとのコラボで生まれたアイテム。
←雨蓋もない、超シンプルなデザイン(小)。
これより一回り大きく、サイドジッパー付の2種がある。カラーは赤と青が逆のツートンで、大きい方は赤がメイン。
とてもシンプルなデザインなので、どんなふうにカスタマイズしていこうかとても楽しみ。将来的には雨蓋を取り付けることもできるようアタッチメントがセットされていたりもするので、「使い込みながら進化していく」ような感じかな。
白馬堂とは、4年前にふとお店に立ち寄って以来のご縁だけど、いろいろとご縁が広がったなぁ。
今後ともよろしくー。
大谷美術館→ひやかけすだちそば
昨日、西宮市大谷記念美術館で開催中の「國府理 未来のいえ」へ。
乗り物やエンジンなどのパーツをモチーフにした大型の作品がいろいろ。
エントランスに鎮座しているコレも作品。ひっくり返った自動車の裏側(?)にコケがびっしり生えてたりとか、シュールな作品…。
~7月28日(日)
で、夙川を通るならと、先日から鯖江の亀蔵を思い出しては食べたくてしかたなかった「すだちそば」を食べにコチラへ。
神戸アーカイブ写真館→鉄人ビアガーデン♪
長田区にできた「神戸アーカイブ写真館」に行きまして。
特別企画展第3弾「六甲歴史散歩」を見てきた。
古い時代の六甲山の写真がたくさんで、とても見ごたえがあった。
今週末7月21日まで。
40年ぶりに復活!摩耶山上にビアガーデンが登場!
今週末7月20日から、摩耶山掬星台にビアガーデンが出現!
標高700mの涼しい山上で、ナイスビューを楽しみながら生ビールが飲める!
「摩耶ビューテラス702」改め、「摩耶ビアテラス702」(←勝手に命名)
「六甲・摩耶活性化コンソ-シアム」第1回
行政主導で「六甲・摩耶活性化コンソ-シアム」が始動。
今回は山上の六甲スカイヴィラが会場。オープン直後にランチに来て以来。
座長に近畿大学経営学部の高橋一夫教授、副座長に神戸大学大学院経営学研究科の栗木契教授をお招きし、プロモーション進行役に神戸新聞地域総研副所長兼企画調査部長の村上早百合氏が任命された。
雨上がりの摩耶山へ…
ちょっと夏山の打ち合わせなどもあって、午後から摩耶山へお出かけ。
坂バスに乗ったら、マヤブルーが!ピンクと赤には会ったことがあるけど。
マヤブルーは、坂バスの回数券を売っていたのであった。
クイックドローにご注意!
山ヤ系の極にゃみ的には、アルパインクイックドロー(上)がメインで、回り止めのついた短いタイプはあまり使わないのだけど…
下側のタイプの、縫い付けて回らなくしているものではなく、オープンスリングにゴムで回り止めをしている方は、念のため装着状態のご確認を。
世界最年少の14クライマー、イタリアのチト・トラバーサ(Tito Traversa / 12) が、フランス・Orpierre の岩場でグランドフォール、治療の甲斐なく7月5日に死亡するという事故が起きた。
ウォーミングアップで登ったルートをロワーダウン中に墜落したもようで、ルート中の 12個のクイックドローのうち、上の 8個がスリングとカラビナが正しく繋がれておらず、終了点のクイックドローが切れて、次々と同じ状態でロープが外れてグランドフォールしたとのこと。
カラビナの回り止めのために使用するゴム製のストリングの装着方法が間違っており、カラビナはウェビングではなくゴムだけで繋がっている状態になっていたとか。
★事故についてはコチラ…イタリアのチト・トラバーサ(12)、グランドフォールで死亡(雪山大好きっ娘。+)
★事故原因となったストリングについてはコチラ…死亡事故原因のクイックドロー(雪山大好きっ娘。+)
参考:(アルテリア)
★ストリングに関する注意
★クイックドローのクリップ
炭ヶ谷→森林植物園
NHKカルチャー神戸教室「始めよう山歩き」木曜女性クラスにて炭ヶ谷へ。
谷沿いの道は緑陰濃くて涼しく、快適に歩けた。が…
お目当ての自生種の山アジサイはすっかり見頃を過ぎていて、咲いているのはオカトラノオばかり。先月末来た時にばっちり見ごろだったからなぁ…
『シンプルライフ・シンドローム』
『随想』執筆者の一人、荒木 スミシさんの作品を読んでみた。1997年に555冊発行された自費出版の作品に加筆したバージョンで、同年に映画化もされている。
26歳で定職を持たず、“白け”続けている「僕」、殺人事件で姉を喪った「イズミ」、背中に黒い翼が生えている少年「カオル」と学校で飛び降り自殺した「スミカ」、交差点で車同士の接触事故を起こした相手となんとなく結婚した「ミズキ」…
いろんな登場人物がすこしずつ絡みながら進んで行くストーリー。それぞれが、自分とは、自分の存在意義とは、、、の、「ようなもの」を模索…
“アノ時代”の空気感がそのまま封じ込められているような感じ。村上春樹さんあたりと共通する雰囲気と言うか…。神戸が舞台と思われる街の描写に親しみを感じた。
『シンプルライフ・シンドローム』
荒木 スミシ 著
幻冬舎 刊
2000年9月 初版発行
★幻冬舎 著者インタビュー
『社会の真実の見つけかた』
「メディアが流す情報を鵜呑みにしていては、社会の真実は見えてこない」9・11以後のアメリカで、メディアが人々の恐怖心と競争をあおってきた実態、そして若い世代の人たちが未来のために「情報を読み解く力」の大切さをわかりやすく解説した本。子どもだけに読ませておくのはもったいない良書だと思う。
『社会の真実の見つけかた』
堤 未果 著
岩波書店 刊
2011年2月 初版発行
極にゃみ的要約…
深い深い霧の中で山ヨガ&山メシ、そして嵐の…
今月20日の摩耶山夕涼みハイク+山ヨガ@天上寺のリハで摩耶山へ。
山上は荒れ模様で、摩耶ビューラインはロープウェイが運休。
天上寺さんへは行けなかったけど、だーれもいない霧の中でminoちゃんと山ヨガタイムを楽しんだ。
『残り全部バケーション』
「実はお父さん、浮気をしていました」と食卓で、わたしと向かい合っている父が言った。桜の木を折りました!と告白する少年さながらの爽やかさだ。「相手は、会社の事務の子で、二十九歳の独身です」
という、書き出しで始まる短編集。父の浮気が原因で両親は離婚、高校生の娘は学校の寮に入ることになり、一家三人は“解散”。そのとき、父のPHSにメールが着信。
「適番でメールしてみました。友達になろうよ、ドライブとか食事とか」
『残り全部バケーション』
伊坂幸太郎 著
集英社 刊
2012年12月 初版発行
★集英社WEB文芸RENZABURO…残り全部バケーション
ひ・み・つ の宴会
恒例のワイルドな会。持ち寄り酒がまたしてもまゆたま様とカブりまして。
主夫で釣り人クライマーのAOKさんが宴のために釣りに行ってくださって。
釣果はアマゴ40匹。塩焼き&スープでたっぷり堪能させていただいた。
国の天然記念物・名勝「橋杭岩」と「道の駅くしもと橋杭岩」
先日訪れた、吉野熊野国立公園にある国の名勝・天然記念物「橋杭岩」。
串本町鬮野川(くじのかわ)の海岸から大島に向かって約850m、南西方向に大小40余りの奇岩が一列になって林立している。
ココに、今年4月27日に新しくオープンしたのが「道の駅くしもと橋杭岩」。
地元産・紀州材を使用して建てられており、情報コーナー兼休憩所、ショップ&ファストフードコーナーを併設。橋杭岩を眺められるテラスもステキ。
道の駅って好きで、通りかかったら必ずチェックするのだけど、ココはとても魅惑的なラインナップだった。地元産の野菜や海産物、手作り食品から小洒落たスイーツ類までバランスよくあれこれ揃っている。徒歩旅なのについつい買いすぎて帰りがたいへんだった。
★道の駅くしもと橋杭岩
和歌山県東牟婁郡串本町鬮野川1549番地8
0735-62-5755
9:00-18:00(10-3月は17:00まで) 無休
ところで、
貴重な自然の宝庫「宇久井半島」と光るキノコ
リアス式海岸に黒潮の荒波が砕け散る豪快な景観が美しい熊野灘。
那智勝浦町の北端に位置する宇久井半島。(↑右上/新宮港北「高野坂」から)
縄文時代頃には島だったものが、浅い海岸に砂礫が堆積して地続きとなった「陸繋島(りっけいとう)」で、熊野地方の海岸沿いに多い「海成段丘(かいせいだんきゅう)」となっている。
今年3月に、海の熊野古道を歩いた時に立ち寄ってみたのだが、その時に訪れた宇久井ビジターセンターで、「光るキノコ」のことを知った。
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