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『シンプルライフ・シンドローム』

『随想』執筆者の一人、荒木 スミシさんの作品を読んでみた。Araki_sumishi1997年に555冊発行された自費出版の作品に加筆したバージョンで、同年に映画化もされている。
26歳で定職を持たず、“白け”続けている「僕」、殺人事件で姉を喪った「イズミ」、背中に黒い翼が生えている少年「カオル」と学校で飛び降り自殺した「スミカ」、交差点で車同士の接触事故を起こした相手となんとなく結婚した「ミズキ」…
いろんな登場人物がすこしずつ絡みながら進んで行くストーリー。それぞれが、自分とは、自分の存在意義とは、、、の、「ようなもの」を模索…
“アノ時代”の空気感がそのまま封じ込められているような感じ。村上春樹さんあたりと共通する雰囲気と言うか…。神戸が舞台と思われる街の描写に親しみを感じた。

『シンプルライフ・シンドローム』
荒木 スミシ 著
幻冬舎 刊
2000年9月 初版発行

幻冬舎 著者インタビュー

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