沢レスキュー訓練@比良明王谷
坊村の明王谷、三の滝から入渓。
3班に分かれて、それぞれ“重量級”で、利き手を怪我したという想定の事故者を“体重差のある軽いヒト”が介助しながら下降するという課題を与えられた。
私の班は偶然ながら、主夫でシェフで釣り人クライマーのAOKさんがリーダー&要救助者。
あのー、事故者が一人でとっとと先へ行かないでくださーい。追いつけないんですけど…。片腕をくくられてる要救に…
二の滝。“あえて”カウンターラッペルで要救を下す。ラインが斜めってて、しかも着水点が深い釜みたい… 泳ぎニガテなにゃみにゃみ。どうする!?
懸垂支点から真下へ降りると背が立たない釜な感じなので、「まっすぐ降りろー!」という総リーダーの指示が聞こえていながらも、ビビりたおしながら下流側へ斜めにラペル。このセクションは私は“念のため”のビレイヤーだったので、要救&介助者をビレイした後で単独ラペルだったのだけど。結局、斜めに懸垂して、首まで浸かりながら釜を脱出。総リーダーの指示通り、まっすぐ降りていたら、ちょっと行けば浅瀬があったらしい。けど、目視確認できなかったんだもん。(じゃなくてリーダーの指示に従えよ!)
短いけれど美しい明王谷、じつはとても好きな沢。下るのは初めてだけどね。
最後の堰堤。前の班の要救(うちの組長)も元気すぎてどうしようもない…orz
このパートは私が振り分け懸垂で要救を下したけど、手は使えなくてもちゃーんとバランス取ってくれる優秀な要救だった&バックアップビレイされていた&垂直の下降だったので緊張感もなくサクサクと下降。降りてから片腕使えない要救がすたすた登って行った、ちょっとしたへつりでジタバタしていたのを上から見られていた(?)のだけが無念なワタシである。クライミングちゃんと練習しろよ。
ともあれ、労山さんとの技術交流は楽しく、有意義な一日だった。ありがとうございました。
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