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沢レスキュー訓練@比良明王谷

例年この時期は大阪岳連遭対委員会主催の沢レスキュー講習会なのだが…
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今年はちょっと趣向を変えて、大阪労山救助隊の沢レスキューの訓練に参加させていただくことに。遭対組から総勢6名で乱入。葛川キャンプ場に朝7時集合。(もちろん前夜泊できっちり宴会にも参加。AOKシェフの絶品料理で贅沢三昧…)

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坊村の明王谷、三の滝から入渓。
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3班に分かれて、それぞれ“重量級”で、利き手を怪我したという想定の事故者を“体重差のある軽いヒト”が介助しながら下降するという課題を与えられた。
私の班は偶然ながら、主夫でシェフで釣り人クライマーのAOKさんがリーダー&要救助者。
あのー、事故者が一人でとっとと先へ行かないでくださーい。追いつけないんですけど…。片腕をくくられてる要救に…
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二の滝。“あえて”カウンターラッペルで要救を下す。ラインが斜めってて、しかも着水点が深い釜みたい… 泳ぎニガテなにゃみにゃみ。どうする!?
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懸垂支点から真下へ降りると背が立たない釜な感じなので、「まっすぐ降りろー!」という総リーダーの指示が聞こえていながらも、ビビりたおしながら下流側へ斜めにラペル。このセクションは私は“念のため”のビレイヤーだったので、要救&介助者をビレイした後で単独ラペルだったのだけど。結局、斜めに懸垂して、首まで浸かりながら釜を脱出。総リーダーの指示通り、まっすぐ降りていたら、ちょっと行けば浅瀬があったらしい。けど、目視確認できなかったんだもん。(じゃなくてリーダーの指示に従えよ!)
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短いけれど美しい明王谷、じつはとても好きな沢。下るのは初めてだけどね。
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最後の堰堤。前の班の要救(うちの組長)も元気すぎてどうしようもない…orz

このパートは私が振り分け懸垂で要救を下したけど、手は使えなくてもちゃーんとバランス取ってくれる優秀な要救だった&バックアップビレイされていた&垂直の下降だったので緊張感もなくサクサクと下降。降りてから片腕使えない要救がすたすた登って行った、ちょっとしたへつりでジタバタしていたのを上から見られていた(?)のだけが無念なワタシである。クライミングちゃんと練習しろよ。

ともあれ、労山さんとの技術交流は楽しく、有意義な一日だった。ありがとうございました。

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