クイックドローにご注意!
山ヤ系の極にゃみ的には、アルパインクイックドロー(上)がメインで、回り止めのついた短いタイプはあまり使わないのだけど…
下側のタイプの、縫い付けて回らなくしているものではなく、オープンスリングにゴムで回り止めをしている方は、念のため装着状態のご確認を。
世界最年少の14クライマー、イタリアのチト・トラバーサ(Tito Traversa / 12) が、フランス・Orpierre の岩場でグランドフォール、治療の甲斐なく7月5日に死亡するという事故が起きた。
ウォーミングアップで登ったルートをロワーダウン中に墜落したもようで、ルート中の 12個のクイックドローのうち、上の 8個がスリングとカラビナが正しく繋がれておらず、終了点のクイックドローが切れて、次々と同じ状態でロープが外れてグランドフォールしたとのこと。
カラビナの回り止めのために使用するゴム製のストリングの装着方法が間違っており、カラビナはウェビングではなくゴムだけで繋がっている状態になっていたとか。
★事故についてはコチラ…イタリアのチト・トラバーサ(12)、グランドフォールで死亡(雪山大好きっ娘。+)
★事故原因となったストリングについてはコチラ…死亡事故原因のクイックドロー(雪山大好きっ娘。+)
参考:(アルテリア)
★ストリングに関する注意
★クイックドローのクリップ
今日、久々にSWACのN師匠が電話をくださって、この事故のことを知らせてくださった。
「大阪岳連の技術委員会にも、兵庫労山にも告知を頼んでる。(どうせキミは現役引退状態やから)クライマーはあんまり見に来ないかも知れんけど、ブログサイトで告知しといてくれへん?」とのコトで…(トホホ)
ありがとうございました。なーんちゃってクライマーだけどお役に立てるかな。
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コメント
先日この記事をみてぞっとしてました。
ロープを組む相手とはお互いチェックしあわないといけませんね。
投稿: みかん | 2013年7月12日 (金) 23:48
ぱっと見ただけじゃ気づかないしね…
残置を借りたりってのも気をつけないとですね。
投稿: にゃみ | 2013年7月13日 (土) 07:09