『日本のロングトレイル』
北海道から九州まで、人気のロングトレイル20コースを紹介するガイド本が発売に。長野・群馬・新潟の三県にまたがる出来立てほやほや「スノーカントリートレイル」をはじめ、高島トレイル、信越トレイル、北根室ランチウェイ、ダイヤモンドトレール、六甲全山縦走路など日本の主要なロングトレイルを網羅。
極にゃみ的には、熊野古道・小辺路と、京都一周トレイルのページを執筆させていただきました。
7月末のロケはこの本のためだったんですねー。
『PEAKS 特別編集 日本のロングトレイル』
2013.8.27発売
定価1200円(AB判 144ページ)
エイ出版 刊
『アルビノを生きる』
メラニンの生合成に支障をきたす遺伝子疾患で、日本では1万人から2万人にひとりの割合で生まれる先天性白皮症(アルビノ)。遺伝子そのものは50~100人にひとりの割合で持っているそうだ。メラニン色素が少ないため、髪は白か金髪、肌は白く、眼は青や薄い茶色の場合が多い。紫外線に対する抵抗力がなく、弱視を伴うことも多い。
そんなアルビノの人々を取材し、彼らがどのような人生を歩んでいるのかを詳細にレポートした一冊。
一昔前には「白子」と呼ばれ、「世間に対してみっともない」「先祖のたたり」など言われ、隠れるように生きるしかなかったという。今でも外見がほかの子供と異なることからいじめを受けたり、就職・結婚などに際して不利であることも少なくないという。髪を黒く染め、目立たないようにひっそりと生きてきた人々が、インターネットを通じてつながりあったり、当事者としてアルビノの情報を発信したりして、徐々に状況が変わってきているそう。
古来、アルビノの動物は吉祥とされて、「白鹿」「白鷹」はめでたいものとして酒の銘柄にも使われているし、白い亀が見つかったと元号を変えたり、神として扱われたりもしてきた。
少し前に観た映画『魔女と呼ばれた少女』にもアルビノの少年が登場するが、神秘的な存在感が、畏怖とその裏返しの差別につながるのかもしれない。
『アルビノを生きる』
川名 紀美 著
河出書房新社 刊
2013年6月 初版発行
★参考
石井更幸さんのサイト「白い旅人」
関西方面のアルビノの交流会「ドーナツの会」
書評日刊サイゾー
身の毛もよだつアフリカの蛮行「アルビノ狩り」
デイリー避暑はやっぱり摩耶山。
涼しい大峯から帰ってきたら、残暑が堪える…ってワケで標高700mへ。
なななんと!摩耶ビューライン友の会の会員証を忘れ!! 往復チケット購入。
虹の駅ではガガイモ?が咲いていた。
スクランブルロケ!@大峯奥駆け道
急遽、代打な感じで出動することになったのだ。昨日の午後、唐突に。
朝4時起き、5時過ぎの始発に乗って吉野へ。まずは吉野大峯ケーブルへ…
「ケーブル」ですコレ。上からぶら下がってるけど。昭和4年開業、現存最古のロープウェー。昨年「機械遺産」に指定。開業当時「ロープウェー」という言葉がまだなく、ケーブルと呼んだのが、地元では定着してしまい、後年訂正できなくなったのだとか。
『閉経記』
出産・育児、摂食障害、うつ病、家庭崩壊など「女の波乱万丈フルコース」をテーマに数々の作品を発表してきた詩人の伊藤比呂美さんの近著。「婦人公論」の連載「漢である」をまとめたもので、この「漢」は「おんな」と読ませる。作中では「おばさん」とルビが振られているところもある。
「漢と書いて“おとこ”と読ませる人もいるけれど、オジサンたちは絶対“漢”じゃないと思う。女の方が“男気がある”人が多いから。男気というか、正義心とか公共心みたいなものかな。」(サイゾーウーマンインタビューより)
内容は、ま、タイトル通りだ。後に書く。
『閉経記』
伊藤比呂美 著
中央公論新社 刊
2013年1月 初版発行
★『閉経記』刊行インタビュー(サイゾーウーマン)
そういえば、大塚ひかりさんの『いつから私は「対象外の女」』を読んだのが6年前。今思えば、アノ頃はいろいろ“現役”で、「手を伸ばせばすぐそこに更年期がある」って言われても、全くピンと来てなかったのだけど…いまやすっかり、いろんな意味で“引退”モードだなぁ。
ゲリラ豪雨のナダ区→好天の摩耶山
朝の雨はマヂえぐかった。JRは止まるわ阪急は遅れるわ梅田は水没するわ。
停滞前線がちょうど頭上にあったからなんだけど、それにしても激しすぎる。猛暑を通り越した酷暑の連続といい、バケツひっくり返したような豪雨といい、あれもこれも異常気象すぎる。
つか、仲間たちとカレー食べようと思ったのに、鉄道ずたずたで集合できず。時間つぶしに水道筋をうろうろした挙句、コバラが空いてにこねこ堂でプリン買い食いしたりして。
相楽園「にわのあかり2013」
国の登録記念物(名勝地)で、神戸の都市公園唯一の日本庭園「相楽園」
夏の夜の恒例イベント「にわのあかり」が行われている。
8月24、25日の2日間、通常17:00までの開園時間が21:00まで(入園~20:30)
光と水と音の競演!umie WATER WORKS
神戸ハーバーランドで開催されているイベント「umie WATER WORKS」。
ハーバーランドで行われている限定イベントで明日25日まで。
わずか10分のイリュージョンだけど、とても素敵でしたよ。
明日の時間割。
(1)13:00~ (2)15:00~
(3)19:40~ (4)20:30~
栂池自然園で会ったお花たち
今回、行き当たりばっ旅の初日、栂池自然園へ行った。
栂池へは何度も来てるけど、よく考えると雪のないときは初めてかも。
トリカブトがたくさん。ミヤマ、ホソバ、ヤチ…どれか同定できない。
行き当たりばっ旅④ 下山、そして楽しい夏休みの締めくくり。
とても涼しい千畳敷にて、まずは下山祝い?のカンパイをしまして。
とりあえずは山麓にある温泉へ。しらび平からのバスを途中下車して
駒ヶ根高原早太郎温泉こまくさの湯へ。
行き当たりばっ旅③ そして中央アルプスへ…
一晩中風が吹き荒れて、ダウンを着こんでも寒かったけど…
夜明けとともに起き出して、ちょとガスってる中、出発。
だんだん霧が晴れて本峰が見えてきた。木曽駒に来るのは、ブログを公開し始めた頃以来。
★イベント告知『摩耶山のひみつ ウラオモテ』
毎月ミントテラスで開催されている六甲山大学“ミントサロン”が今月は夏休み。その代わりではないですが、今週金曜日の夜、神戸モトマチ大学にて六甲・摩耶のお話を。
ヒミツ?うらおもて? …よくわかんないんですけど、摩耶山天上寺副貫主・伊藤浄真さんと共にお話をさせていただきます。
★詳しくは…摩耶山のひみつ ウラオモテ
『もうひとつの核なき世界 真のCHANGEは日本が起こす』
「核なき世界」をめざすと訴え(※)、ノーベル平和賞を受賞したオバマ米大統領を“唯一の被爆国”である日本人は絶賛したが…
米国務省が発表した核兵器在庫数は5113個。劣化ウラン弾で被爆してしまったイラク・アフガンからの帰還兵を襲う悲劇的な末路。そして、軍縮ではなく前政権を上回る軍事予算を計上、戦争を拡大させるオバマ政権。報道されない「核なき世界」の裏の真実を描くルポ。
核兵器、原発、劣化ウラン弾、放射能と放射能が人体にもたらす影響についてなどが、わかりやすく解説されている。
※2009年4月「プラハ演説」
『もうひとつの核なき世界 真のCHANGEは日本が起こす』
堤未果 著
小学館 刊
2010年12月 初版発行
「アメリカの国民の大半は、第二次世界大戦についてほとんど何も知らなかった。原爆を誰が誰の上に落としたかさえ知らない若者もいる。ロシアが中国に落としたと思い込んでいる者もいれば、日本が真珠湾で落としたなどと勘違いしている者までいるのです。信じられますか? 私は自分自身に向かってこうつぶやきました。いったいこれを危機と呼ばなければ、何を危機と呼ぶのだろう? と」
(P88より 米国立スミソニアン宇宙航空博物館 マーティン・ハーウィット館長)
※肩書1995年当時 同氏の著書『An Exhibit Denied』(邦題『拒絶された原爆展』)
■同じ著者の作品の極にゃみ的レビュー
『社会の真実の見つけかた』
『(株)貧困大国アメリカ 』
以下、さくっと抜粋。
『赤ちゃんから始めました 親子登山 自然に親しむ子育てプラン』
先日剱岳で遭難された新井和也さんの本をご紹介したが、もう1冊。今年春に発行された、ファミリー登山の入門書。
実際に、親子で行った登山の実例の紹介、年齢別の登山計画のポイント、雪遊びやキャンプ、岩登りなどいろいろなアクティビティの紹介など盛りだくさん。
とくに役立ちそうな章として、「親子登山で注意すべきこと」。転滑落や落雷、ハチ被害などへの対処法を解説。
「子供の健康面の注意点」では、子どもはどのくらいの標高まで大丈夫なのか、歩くペースは?低体温症や熱中症について、など気になるポイントを健康運動指導士に聞くQ&A形式で。その他、親子登山で必要な装備などについても紹介している。
その他、実際に親子登山を実践している10家族へのインタビューなども興味深い。個人的にはクライマーの山岸尚将さんファミリーの海外登山やクライミングまでガンガン楽しんでいるのがスゴイなと…
『赤ちゃんから始めました 親子登山 自然に親しむ子育てプラン』
新井和也・千鶴 共著
東京新聞出版局 刊
2013年3月 初版発行
★新井和也フォトギャラリー
★KAZの活動日誌
山岸さん一家の実例から一部抜粋。
布引のネパール料理店「サーランギ」
新神戸駅の少し東にあるネパール料理店。市バス②⑱系統が走る道にある。
元は別の業種の飲食店を手作りで改装したっぽい、素朴な店構え。
ランチの主力っぽい「サーランギセット」を食べた。
★サーランギ(←食べログ)
神戸市中央区熊内町7-4-1
050-1176-0547
11:00~15:00、18:00~21:00
月曜定休、不定休あり
丸五市場アジア横丁ナイト屋台2013
新長田の「丸五市場」で6~10月の第三金曜日に行われるイベントへ。
丸五市場という、レトロな趣きの市場にて…なんだかディープな香り。
南紀白浜ロケのときに飲み損ねたナギサビールを発見!
いろんな屋台がいっぱい出てて、美味しそうなものが満載。とにかく熱気あふれるイベントだった。
★詳細は…神戸・新長田 濃厚コテコテにゅうす
本年の開催はあと2回、9月20日と10月18日、18:00~22:00。
摩耶山天上寺四万六千日大祭
女人高野、摩耶山天上寺の夏の風物詩、真夜中に星が下るお祭りへ。
8月8日と9日の間の深夜0時、天から観音様に向かって星が下り、一年中で一番多くのご利益をいただけるという特別な日。
摩耶山→新神戸
NHKカルチャー神戸教室「始めよう山歩き」木曜女性クラス8月。
今日もまやビューラインで一気に涼しい山上へ作戦。ナダ区限定ヒーロー、マヤブルーが始発便をお見送り。を見るのが好きなちびた君も…
始発便がいっぱいだったので、第2便で。
山岳写真家・新井和也さんの本
高山植物などに詳しい山岳カメラマン、新井和也さんが剱岳で亡くなられた。
追悼の気持ちを込めて、いきつけの書店に在庫のあった図鑑を2冊購入した。
ベテランクライマーでなければ撮れないような稀少なカットも満載で、写真集として鑑賞するにも充分なレベル。それぞれの植物の生態などを解説するコメントもわかりやすく、手元に置いてじっくりと見たい素敵な図鑑。
『八ヶ岳・霧ヶ峰植物手帳』
新井和也 著
JTBパブリッシング 刊
2008年4月 初版発行
『高山植物の基本』
新井和也 著
枻出版社 刊
2012年6月 初版発行また、今年春にファミリー登山の入門書を出されたばかり。ファミリー登山の意義や、子どもが自然と仲良くなる方法、万一に備えた注意点などについて、山岳ガイドや医師、保育士などの専門家からのアドバイスや、子連れ登山を実践している10家族のインタビューなどで構成。自然に親しみながらの子育てを提案する実用的な一冊。
『赤ちゃんから始めました 親子登山 自然に親しむ子育てプラン』
新井和也・千鶴 共著
東京新聞出版局 刊
2013年3月 初版発行
★新井和也フォトギャラリー
★KAZの活動日誌
ぜひ、山が好きな方、お花が好きな方、写真が好きな方に広めてください。
一冊でもたくさん売れて、重版がかかりますように。みんなで買って、ささやかながらご遺族を支える一助になれば…。42歳のお若さで、まだ小さいお子さんもいらっしゃるのです。
摩耶山天上寺「笹おい七夕祭り」
ガイドハウス駐在後、山御堂・女人高野摩耶山天上寺の夏の恒例行事へ…
記念碑台で「あっちー号」にPick UPしてもらって、摩耶山へ。
「笹おいホ~イホイッ!ヤレソレホ~イホイッ!」という掛け声と共に、掬星台から天上寺へとお願いごとを書いた短冊で飾った笹を運ぶ。
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