「One Minute Pasta」=「すいすいパスタ」を試してみた!
料理研究家のアレックスさんが考案した「One Minute Pasta」。乾麺のパスタを水に漬けることで、ゆで時間が1分で済むという画期的な方法がNHK『ためしてガッテン』10月9日放送分「うまっ!次世代パスタ」特集で取り上げられて話題に。
今発売中の『PEAKS12月号』でも「小雀陣二さんの山グルメ」のコーナーで軽く紹介されている。
で、今日ちょいと試してみた。スパゲティをそのまま水に浸せる容器がウチにはなかったので、二つ折りにして鍋に漬けておいた。電子レンジでパスタを茹でるための細長い容器が発売されているが(私はやらんけど)、あれを使うといいカモ。
浸水約1時間。なんだか白っぽくて、とてもじゃないけどパスタには見えない色になってる。はっきり言って「美味しくなさそう」。
ところが、沸騰した湯に入れると瞬時に元の色に戻る。そして加熱1分。
たまたまあったチンゲン菜と玉ねぎを入れたアーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーニに。塩代わりに塩昆布をちょこっと入れ、香りづけに醤油を数滴。
生パスタの食感か?と言われるとちょっと違うけど、ふつうに茹でたパスタとも全く違う。モッチリして美味しいのは確かだ。
【浸水のめやす】
「パスタ100g」に対して「水300ml」。
浸水時間は1.4mmで約1時間、1.7mmで約1時間半、1.9mmで2時間以上が目安だそうだが、時間が長いと吸水しすぎてふやけるというわけではなく、しんなりした状態で冷蔵保存も可能だそう。
冷蔵庫で3日はもつということなので、これからの季節なら傷む心配も少なくて山メシで応用しやすいだろう。もちろん、携行時には余分な水を捨てて、ふやけた麺を水切りしてジップロックに入れていけばいいはず。
通常の茹で方だと、麺の表面から徐々に水分が沁みこみながら「糊化」が進むが、あらかじめ内部まで吸水している状態だと、水は熱伝導がいいので、一気に糊化が進むために約1分でゆであがるということらしい。
日帰りの山なら、前夜に水につけてしんなりしたものをジップロックに入れて行けばいいし、長期山行なら乾燥状態で携行し、行動中に途中の水場で水を入れればいいのだ(冬山では無理だけど、冷凍もできるってことなので、ふやかした状態で持って行けば勝手に冷凍になる)。
もちろん山だけではなくて、日常的にも省エネ・省時間につながるので活用したいワザ。ぜひお試しください。
★NHKためしてガッテン「うまっ!次世代パスタ」 2013年10月09日放送
オキテ破りのワザ③たった1分でパスタがゆであがる!
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コメント
これは素晴らしかったですねー。
いただいたショートパスタの食感はもっちりしていてうまかったです。なにより手早さがヤマメシにピッタリですね。
さっそく取り入れさせてもらいますね。
まずはナルゲンに入れて持っていってみようかと。。。
ごちそうさまでした♪
投稿: monaco | 2013年11月25日 (月) 19:02
省エネ、省手間、省時間。ホント山メシ向きです。
今、ナルゲンボトルにペンネリガーテ漬けてます(笑
なんたって“美味しい”のがいいですよね。
投稿: にゃみ。 | 2013年11月25日 (月) 19:14