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『イタリアでがんになった』

著者は40歳でイタリアに移住した東京生まれのイラストレーター。Itariadeイタリア・ドイツのハーフであるオットと結婚、猫とともにマッタリとイタリア暮らしを楽しんでいたが、あるとき体調不良で受診してみたらなんと子宮体がんの告知…。
帰国するか、イタリアで治療を受けるかで悩んだ末に、オットと共にイタリアでがんを克服する事を決意。抗がん剤のせいで髪が抜けちゃったらどうしよう、という著者にオットは「カワイイ帽子をたくさんかぶれるじゃない?」と返す。友人たちのイタリア風の強引な(?)励ましに元気をもらい、タトゥを入れた医師や、ピアスをしたレントゲン技師や、情け容赦ない看護師や、妙に色っぽい同室者などに囲まれてがんとの闘いの日々が始まる。
想定外のアレコレに翻弄されながら、がんを克服して行く日々をユーモラスに描き、ビョーキの話なのになんだか妙に元気が出てしまう一冊。

セカンドオピニオンが当たり前で、患者も病気のことや薬のことをよく勉強していて医師と対等に渡り合うというイタリアの医療事情。医師・看護師・患者は一体となって病気と闘うチーム、というような認識でがあるらしい。“ニッポンの常識”とはずいぶん異なるけれど、それっていいかも。
とりあえず、「ピザを食べて元気を出す」ってのは何かのときにやってみよ。

『イタリアでがんになった』
泉モモ 著
PHP研究所 刊
2013年8月 初版発行

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