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先日、不定期ミーティング時に台湾帰りのF氏から土産にいただいたお茶。19世紀中頃の台湾で、ウンカ被害に遭った葉を試しに製茶してみたところ、意外なことに蜜のように甘くかぐわしい香りになったとか。が、そんなことは信じてもらえず、初めの頃は台湾語で「ほらふき」という意味の“膨風”茶(ポン フォン チャア)、と呼ばれたと言うエピソードがある銘茶。
青心大有種を原料に一心二葉を基本として摘んで製茶され、『濃蜜香』と呼ばれるほど甘く濃厚な香り、芳醇な味わいが特徴。大英帝国時代に英国女王ヴィクトリアが、献上されたこの茶を淹れたところ、茶葉が美しく舞い踊るのを見て感動して「Oriental Beauty」と名付けたと伝えられている。これまた戴きモノの河月堂栗大納言が合う!甘い香りの烏龍茶だけれど、小豆や栗の味わいともベストマッチ。どちらもご馳走さまでした。
2013年11月19日 (火) 15:30 | 固定リンク Tweet
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