『THE BIG ISSUE JAPAN230号』
ビジネスの戦略と手法で社会問題の解決にチャレンジする“社会的企業”が発行する路上販売雑誌『htmlTHE BIG ISSUE JAPAN』の新年1号。第一特集は「特別企画」として、チェルノブイリの事故後、5年半に渡ってベラルーシの汚染地域で医療に関わってこられた医師で現松本市長の菅谷昭さんと、汚染の厳しい福島市渡利地区で子どもたちの保養活動などを続ける吉野裕之さん(NPO法人シャローム災害支援センター)が「子どもたちを放射線災害からどう守るのか」をテーマに対談。
IAEAは「社会的便益とコストの比重を考えろ」と言うが、子どもをコストの対象とするべきではない。事故から27年が経つベラルーシでは、事故後に生まれた子どもたちに健康被害が出続けている。健康被害が顕在化してからでは遅い。
ほかにも、表紙を飾っている絵本作家加古里子(かこ・さとし)さんのインタビューなど、興味深い内容が満載。ぜひご一読を。
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