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『CEL Vol.105』【特集】スローなまち暮らし

先日、大阪ガスさんのセミナー「里山資本主義、そして関西への提言」Cel_105参加させていただいた際に頂戴した冊子、CELの機関誌が面白い。
2冊配布いただいたうちの105号、メインの記事は「スローなまち暮らし」と題した特集。

限りない成長神話に陰りがさし、先進諸国に行き詰まり感が明確になってきて、もはや久しい。それと同調するかのように、人工的な「大都市」よりも、より自然なものに魅力を感じる人々が増えつつある。
その動きのひとつが、1986年に北イタリアのブラで起こった「スローフード運動」であり、その後トスカーナで発祥した「スローシティ運動」。

大都市では人口集中によって生活環境が劣悪化。大資本による大型店舗やファストフードの席巻によって、地域の食文化や地産池消のシステムが崩壊、街の様相そのものも均質化。元々その地域が持っていた個性や美点が失われていっているというのが世界的な流れ。

それらに対抗するように「大都市では望めない質の高い暮らし、ゆったりした時間と人間らしい大きさを保持する小さな町のネットワーク」を目指したのがイタリア発祥の「スローシティ連合」、、、というような内容。

★コチラで読めます→ ココ!

★日本にもこういう取り組みがあります→「日本で最も美しい村」連合

高度成長期から引きずってきた、熱に浮かされたような夢…
バブルがはじけてもなお、完全にマネー経済の幻想を手放せなかったこのヨノナカだけど、もしかしたら、あちらこちらで、少しずついろんな人たちが目覚め始めているのかもしれない。

私自身も何年か前から、「農」に興味が湧いたり、熊野へ呼ばれちゃたり、単なる趣味の登山愛好者から、自然の中にいることそのものの心地よさを「人に伝えるミッション」に自覚的に取り組み始めていたり。

脈絡なくさまよっている状態ではあるものの、そこで拾ったり出会ったり開いたりしてみたものが、クロスワードパズルのように、縦に横に意味を成してつながっていっているような気がする。出会った人たち、読んだ本、見聞きしたものごと。さて、これからどうなる?面白いなぁ。

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コメント

>もしかしたら、あちらこちらで、少しずついろんな人たちが目覚め始めているのかもしれない…

そうなのですよ、同感です。

目覚めた人たちがあちこちに散らばって、浸透していく必要があると思う。

自分を大切にして、豊かに暮らすことは、
他者の幸せは顧みず、オノレの欲望のままに求め続けることではないのです。
個人主義と、利己主義は違う。

今まで“警告事象”はあったのに、内省もせず、流してきました、われわれは。

福島の方々は好むと好まざるとにカカワラズ、身をもって世に呈したのだと思います
ヒトミゴクウは今もあるのです。
いつまでも
平和ボケした花畑の赤ずきんちゃんのままでいると、ビシっとハリセンの鞭が下される。

次の鉄拳が降りる前に…
欲望に駆られた3%の人間たちを凌駕する、良心をもった目覚めた人たちが5%に到達すると流れが変わっていくのですが…

投稿: 同人 オバカッチョ | 2014年3月13日 (木) 15:25

そう、今までも“警告”はいろいろあったのに、
気づくのが遅すぎたんですよね。

ホント、せめて5%になれば…

投稿: にゃみ。 | 2014年3月13日 (木) 15:33

>気づくのが遅すぎたんですよね…

気付かないふりをしていた…んだと思います。
あわよくば人間…がいっぱいいたんですよannoy

今日、関東地方は台風のようなお天気です。
生温かい空気が飽和状態typhoon

東北、福島地方に…とどけ鎮魂dash 拝

投稿: 同人 オバカッチョ | 2014年3月13日 (木) 16:16

「気づきたくない」、そして
「気づかせたくない」人が多かったのでしょう。

でももはや、確実に「地に足の着いた」生き方に
価値を見出す人々はあちこちに萌芽しているようです。

原発マネーなんかではなく、もっと自然に負荷をかけず、
子孫に残すべきものをかすめとるようなやり方ではなく、
被災地が復興できる方法はあるはず。

投稿: にゃみ。 | 2014年3月13日 (木) 16:33

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