登山計画書、作成してますか？

今週月曜日は久々に大阪府山岳連盟遭対委員会に出席。

４月26日に鈴鹿山系連絡協議会が実施した安全登山啓発キャンペーンの報告があった。

★朝日新聞デジタル「三重）安全登山を呼びかけ、鈴鹿山系の８登山口で」…ココ！

GWに「８割が登山届を提出せず」という新聞報道を見た林編集長がお電話をくださって、約一年ぶりにラジオでコメントさせていただいたりもしたのだが、「登山計画書」の必要性はあまり認識されていないのが実態のようだ。

「登山届」というのはとくに決まった様式はなく、計画段階で作製する「登山計画書」を「届」として提出することが多い。また、メジャーな登山コースであれば入山時に登山口で提出できる場合もあるが、そうでない場合はあらかじめ現地警察に郵送か電子メールで送付する。

「登山届」は義務ではないが、提出しておけば万が一の事故のときに捜索がより迅速に行われる可能性が高まるというだけでなく、あらかじめ「登山計画書」をきっちり作成することにより、メンバー間で情報が共有できるし、行先の情報についてしっかり把握することにもなる。
簡易なフォーマットはインターネットでも入手できるが、自分なりに必要な項目を盛り込んだフォーマットを作成しておけば、準備段階で役に立ち、忘れ物の防止にもなる。

参考サイト：
★登山計画書（届）の作成と提出（日本山岳協会）
計画書フォーマットのダウンロードもできます…ココ！

★登山計画書・登山届の提出先（日本山岳協会）
各地域の提出先、電子申請の情報などもあり…ココ！

んで、もしかしてココに写ってるのはうちの組長？
（朝日新聞・2014年4月27日付）