« 【熊野旅・小辺路 -番外編】お弁当 | トップページ | 読図講座Part2 地形図編 »

【熊野旅・小辺路 -番外編】語り部さんと植物アレコレ

熊野古道は、地元の歴史や自然に精通した“語り部”さんがいるのが魅力。
Dsc00091
各地にいろいろな組織があるが、今回お世話になったのは「十津川鼓動の会」と「熊野本宮語り部の会」の皆さん。

Dsc09002
本宮の番留さんは、熊野の自然に惹かれて移住してきたアーティスト。版画作家としての活動のかたわら、語り部もされている。関さんも移住組で、田んぼや畑を借りて自給的な暮らしをしながら語り部として活躍されている。

★美術家 番留京子さん「作品に宿る森の生命力」…ココ!

偶然なのだが、この春の「海の熊野古道 」のときに勝浦のお宿で見つけて気に入り、自宅に飾っている絵葉書の作者がこの方だったのである。Dsc00230


Dsc09331
“山伏の子孫”と仰る岩本さんは、現役の神職でもあり、途中で祝詞奏上をしてくださった。自然にも歴史にも驚くほど造詣が深く、ずっとお話を聞いていたいくらい話題豊か。iPadを駆使する先進性もお持ちだが、ハンパない知識量には完全脱帽。弟子入りしたい。Dsc09470_2
十津川村の元観光課、果無集落にご実家がある岡さん。天水田の少し上の山口茶屋はご先祖が営んでおられたとか。史跡について非常に広い知識をお持ちでいらっしゃる。
まだまだほかにも、魅惑的なキャラクターの語り部さんがたくさんおられるのが本当に素晴らしい。

歩いているときに見かけた植物を少し…Dsc09096
コアジサイがちょうど見ごろだった。
Dsc09384
サラサドウダン?
Dsc09742
ヒメシャラの木はかなり多かった。
Dsc09525
林内のあまり日差しのないところになぜかササユリが。
Dsc09963
シソバタツナミソウ?
Dsc09848
民家の周辺のみならず、割と山の中までユキノシタが群生。
Dsc09934
果無越えの周辺はサカキの木がものすごく多い。
Dsc09741
葉っぱに面白い食痕が。ムササビがかじった跡なのだとか。地域によってかじり方が違っているそう。
Dsc09990
コレが何かわからなかった…

|

« 【熊野旅・小辺路 -番外編】お弁当 | トップページ | 読図講座Part2 地形図編 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 【熊野旅・小辺路 -番外編】お弁当 | トップページ | 読図講座Part2 地形図編 »