六甲山の歴史勉強会
六甲・摩耶活性化コンソーシアム関係の企画会社さんの勉強会に潜入。
ルリコプランニングさんが入ってるハーバーランドのレトロビルにて。
2007年にオープンしたRock Garden Kobeの二階にあるお洒落なオフィス。
六甲山の歴史に詳しい前田康男さんを講師にお招きしてのインナー向け勉強会にご厚意で参加させていただいた。中世以降の六甲山登山史、のような切り口でお話いただいた。
この図は、「日本名山図会」という1812年刊の当時の観光ガイド本に描かれた六甲山。かわいらしく甲山が…
同書の摩耶山。かなりはげ山化していて、天上寺付近だけに樹木が残っているのがよくわかる。
コチラは、最高峰に“大楠公”さんの像があった頃の絵葉書。測量の櫓がまだあるけど、いつの時代だろう?
排英運動さなかの昭和15年に記念碑台の「記念碑」が倒された件を報じた新聞記事。この石碑を巡っては、どこへ行ってしまったのか不明で、いろいろと取沙汰されているが、倒しただけで当分の間そのままここにあったのではないかと推測されているそう。
アイスロードを登る人々の写真。袴姿やスカートの女性もパラソルを差して登ってる。今はうっそうと樹木が茂り、こんな景観ではない。
六甲ケーブルの開業50周年記念乗車券?飛び出す絵本風の凝ったつくり。
摩耶ケーブルの「掛け軸風」乗車券。これくらいで驚いてはいけない…
同じく摩耶ケーブル、なんと数珠付きの乗車券。
…摩耶山って、昔から“そーゆー”山やったんや…
とてつもないお宝資料がザックザク。
ちなみに講師は「シム記念・摩耶登山マラソン」の発案者にして実行委員長、先月6日にオープンしたばかりの「陳舜臣アジア文藝館」にいらっしゃる日もあるそう。
けど、この手の会合は21時終わりくらいがええなー。お話が楽しすぎて、はっと気づいたら23時!終電ガガガー!とか思いながら、ちと焦ってしまった。
| 固定リンク
コメント