六甲山大学ミントサロン【六甲連山バイブルを紹介】
六甲山大学山麓キャンパスの恒例「ミントサロン」へ。まだ皆勤賞継続中。
今月は「神戸アーカイブ写真館」代表の東(あずま)さんをお招きしてのお話。昨年7月に、「六甲歴史散歩」でも紹介されていた、東さんが六甲山に関してまとめた膨大なデータをまとめて自費出版した本 『六甲連山バイブル』について。
とても楽しくて、あっと言う間のひと時だった。
あずまさんは、60歳のときに、若い仲間たちと六甲山を歩こうとしたが、道に迷って、「で、この道はいったいどこへ続いているのか?」と思ったことをきっかけに、あらゆる道を踏査しはじめ、4年間で六甲山のほとんどの道を歩いたとか。
気になるのは道だけではなく、寺社仏閣、史跡、岩… “調べ魔”なので、片っ端から調べて、気づいたら膨大な資料が集まっていた。
本にしたいと思って神戸新聞総合出版センターに打診してみたが、営利ベースにはならないと断られ、その後結果的に自費出版することに。全5冊の分冊で発行したが、初版で70万円もかかり、相談した妻が半分出してくれることに。
だが、テレビで取り上げられたり、新聞で紹介されたりして売れるようになり、5巻セットで16000円という価格ながら、1000冊が世に出た。(←神戸新聞さん、出せばよかったんじゃ?)
今では、神戸市立の図書館はじめ、地元図書館には複数冊が配備され、貸し出しはずいぶん待たないと無理らしい。テレビで紹介されると、翌日は電話が鳴りやまないくらいの問い合わせがあるとか。すごいなぁ。
コラボって何かしませんか、、、って話もこそっと湧きつつ。何かいい感じの連携ができるといいな。
| 固定リンク
コメント