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『今ある会社をリノベーションして起業する~小商い“実践”のすすめ』

極にゃみ的にはずっと零細自営業者で起業とか無関係なんだけど…
2014_0710先日のワークショップでお話を聞かせていただいた出口作戦参謀・奥村聡氏の著作。
これがなかなか視点が面白くて、割と一気に読了。

最後の方で著者はこう書いている。
「僕は、東京一極集中が嫌いです。大企業が主役の経済も嫌いです。いろんな地域が自分たちの味を活かしたほうが素敵だし、小さくても個性的な会社があふれていたほうが世の中を面白くすると思っています」

まったく同感。
極にゃみ的には、極力、大手チェーン店では買い物をしないし、飲食もしない。コンビニもなるべく利用しない。個人商店をチョイスしている。

リノベーション起業が、死にかけている小さな会社を救うのなら、それはきっと元気のない地方を応援する力になる。
自分自身は起業とかには無縁でも、そういう動きを支援する働きはできるかもしれない。そして地域が元気になれば、まわりまわって自分にとっても生きやすいヨノナカになるかもしれない。

『今ある会社をリノベーションして起業する~小商い“実践”のすすめ』
奥村聡 著
ソシム 刊
2014年7月10日 初版発行

小さなネットワークが、たくさん絡まってシナプスやニューロンになって、99%を搾取の対象として狙うグローバル資本への対抗勢力になるといいなと思う。このまま行くと、本当に大変な世の中になってしまうと思うから。

里山資本主義』に続いて、「脱市場」。これからのテーマとして考え、そして価値観を同じくする人たちとつながっていきたい。

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