飛騨de日帰りハイク１ 秋晴れの焼岳へ

稲刈合宿終了後、北アルプスの山へ。去年は穂高へ行ったんだけど…

笠ヶ岳？槍？双六？いろいろ考えながら寝落ちて、起きたら一面朝もや。

結局地元山仲間お勧めの焼岳へ行くことにして、合宿所主に送ってもらって新穂高温泉へ。そうそう、去年もこんな空模様だった。陽が昇るとだんだん晴れてくるはず！

新穂高登山指導センターが新しくなってた。暖房つきのきれいなトイレも併設。けど、駐車場にあった無料で入れる温泉がなくなってた。

新穂高ロープウェイ。始発が8：30で、早く着ききすぎたのであたりをうろうろしてたら…気づいたら長蛇の列。あわてて並んだ改札10分前には前に300人くらいいたような。

が、第一ロープウェーは定刻始発の前からガンガン増発ピストン運行。定員44名なのでサクサク乗れた。

第2ロープウェーも大行列だけど、増発便を出してくれて、定員120名なのでコチラもサクサク。当たり前だが乗り場が二階建てになってる。

正面には笠ヶ岳の雄姿が。すごいスピードで高度感もハンパない。

少し登ると、穂高連峰が一望。槍ヶ岳のてっぺんのとんがりもちらっと。
左のとんがり♪

山頂駅の屋上は展望台になっていて、絶景が広がっている。すごい人…

西穂山荘へ向かって出発。ほんのり秋色、爽やか。

西穂山荘もいつの間にか建て替えられてた。って前回来たのは20年近く前か…

長丁場なのに手持ちの行動食の量がちょっと不安だったので、カロリー摂取しておくことに。「西穂ラーメン、チャーシュー抜きで」ってお願いしたら、「ネギとシナチク多めに入れておきました」って気の利く対応。味噌味、美味しかった。

南側へ下っていると、デカい板を背負った小屋の男子スタッフたちが…　
木道の整備だそう。写真撮っちゃお、と思って譲ったけど、追いつかなかった。

上高地方面への道と分かれ、南へ。地元山仲間お勧めのこのコース、「ほとんど通る人がいないマイナーコースだけど、静かでとてもいいコース」だそうで、ホントにステキなトレイルだった。

振り向けば穂高の峰々。左側手前が西穂、右隣に奥穂、吊り尾根と続いて、前穂と明神の尾根が一望。右下には梓川。

斜面はすこし秋色に色づいていた。

焼岳小屋で小休止。オーヌマ産絶品トマトが美味い！

中尾峠からは焼岳がでっかく見える。

左側には霞沢岳。

焼岳北峰への登りは、あちこちから蒸気が噴き出している。

ガレガレで岩だらけの斜面から蒸気が噴出するさまは、地獄を思わせる。

焼岳北峰山頂。あいにくと北側の穂高に雲がかかってた。霞沢はすっきり。

南峰との間には火山湖がある。

蒸気がもくもく…　この山域では、やたらと欧米系の外国人が多かった。穂高周辺はアジア系の方がすごく多いけど。欧米人って火山が好き？



中の湯方面へ下る。平日なのに案外人が多かった。

中の湯温泉で「卜伝の湯に行きたいんですが、空きがあるかどうかわかりますか？」って聞いたら、「うちは関係ないんで」と、木で鼻を括るような対応…　感じ悪っ！と思ったけど、それってモンベルのお店で「好日山荘はどこ？」って聞くようなものだっけ…すまん。ココが管理してるのかと思ったもんだから…
感じ悪いなーと思いながら、とりあえず卜伝の湯を目指して車道をとぼとぼ下ってたら、後ろから来たバンの運転手さんが「乗って行きますか？」と声をかけてくださった。3kmもあるので、ありがたく便乗させていただいたのだが、卜伝の湯に泊り客を送迎する中の湯温泉の送迎車だった。とても感じのいい運転手さん。ありがとうございました。

「卜伝の湯」…　係の方に「空いてる時間帯はありますか？」って聞いたら、「まったくアキなんかなし！」（おととい来やがれ！的なニュアンス）と超ぶっきらぼうに言われた。
以前入ったときは飛び込みで対応してくれたんだけどなぁ。まぁ20年近く前のハナシだから、今とは状況が違うんだろうなぁ。それにしても…

それはそうと、送迎されていたお客さん、上高地‐槍ヶ岳－奥穂－西穂－焼岳と2泊3日で縦走してきたそう。なかなか思いつかないコースな気がする。