熊野古道「完歩証明木札」と「花と歩く旅」
今回の熊野ツアー、語り部さんと歩いたときに熊野古道押印帳 のスタンプで…
木札の「完歩証明木札」と、写真集「花と歩く旅」をいただいた。発心門王子から本宮大社まで語り部さんと歩いた方の特典で、「花と歩く旅」は本宮周辺の熊野古道で見られる四季の花を紹介した美しい冊子。
古道歩きで出会う花と言えば、大雲取り越えや果無峠越えで見られる早春のバイカオウレンが印象的だけどこの時期もステキだった。
ママコナの仲間。ミヤマママコナ?
今回初めて見た「チャボホトトギス」。キバナノホトトギスに近い仲間で、背が低くて小さいことから名前が付けられたとか。六甲山でよくみかけるヤマジノホトトギスと花の形はよく似てるけど、色が可憐。
ナンバンギセル。ススキなどに寄生する植物。
ツリガネニンジン。
花の時期ではないが、「ハナミョウガ」。ベルベットみたいな手触りで爽やかな香りがあり、葉には殺菌作用があることから、紀州では押し寿司を作るときに使ったりするのだそう。
それから、栽培されているものだけど…
「チャ」の花。ツバキの仲間のカメリアシネンシス。
秋に親指大の小さな花を咲かせる。本宮周辺は、川霧が発生すること、昼夜の寒暖差が大きいことなど、茶の栽培に適した地で、そのほとんどが自家用に育てられているので、無農薬。
地元でしか流通していないが、とても美味しいことで知られている。古道沿いの無人販売所で見かけると必ず買うもののひとつ。お勧めです。
| 固定リンク
コメント