「日本庭園で愛でる紅葉と須磨の伝統芸能・歴史」
大正~昭和初期に“社交界の華”と称されたという「旧西尾邸・神戸迎賓館」。
神戸の貿易商として華やかな時代を築いた西尾類蔵氏が、須磨離宮に隣接する高台に建てた総面積約10,000m²の豪邸。
当時欧州で一世を風靡したアールヌーヴォーの様式を汲む本格的なセセッション様式の迎賓館で、現在は兵庫県指定の重要有形文化財。初代通天閣の設計者として知られる建築家設楽貞雄氏が設計を手掛けた。
ここを舞台に、見頃を迎えている庭園の紅葉を愛でるイベントへ…。
三日間のうち今日ならumeちゃんがつきあってくれるので、二人でおでかけ。
まずはフレンチレストラン「ル・アン」
で特別メニューのライトなランチ。
最初の一皿は、「フレンチ風八寸」。和の趣きに設えられた前菜5種。
玉葱ムースにコンソメジュレとか、ひよこ豆のバーニャカウダ風ディップとか、お洒落なオリジナルメニューが楽しかった。
続いて、鳴門金時のポタージュ・カプチーノ風。これも兵庫の食材♪
メインは秋鮭のパイ包み焼きベアルネーズソース添え。中のフィリングがいい感じで、フレンチらしいコクのある味わい。ソースは食べきれなかったけど。
デザートはワンプレートに、和栗のモンブラン2種(中はムース)、ソアベ。
食後の飲み物には小さな焼き菓子。もうオナカいっぱい…さすがフレンチ。
そして、メインの庭園でのお茶へ…
池泉回遊式の日本庭園で、池の周りには燃えるような紅葉が美しく。
お茶室を取り巻くように華やかなグラデーションを描いていた。
野点会かと思って少し緊張していたのだけど、お煎茶の呈茶だった。
お茶は上林春松本店のオリジナルブレンド、お菓子は洋風「苺大福」。求肥?に苺、生クリーム、餡子をサンドしたお洒落なもので、にゃみ母が即効真似しそう。
日頃ご縁のない高級レストランに、場違いな感じながらおじゃまできて面白かった。umeちゃんおつき合いありがとう。
| 固定リンク
コメント