『虹の岬の喫茶店』
マンスリーでお会いする方が「読みませんか」と貸してくださったので読んでみた小説。
未舗装の荒地の先、断崖絶壁の岬の先端にひっそりと建つ小さな喫茶店を舞台に、そこを訪れる客たちを巡る6つのストーリー。
海と、対岸に富士山が見える眺望、元ピアニストで、なんとなくミステリアスな憂いを秘めた女店主が淹れる極上のコーヒー、音楽に造詣が深い店主がセレクトするBGM。
なんて絵になる作品世界なんだろう…と思ったら、やっぱり映画化されていた。
吉永小百合さんが作品に惚れ込んで、企画から関わった初めての作品だとか。そう言えば吉永さん、適役だと思う。
『虹の岬の喫茶店 』
森沢明夫 著
幻冬舎 刊
2011年6月 初版発行
★映画『ふしぎな岬の物語』公式サイト
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