極にゃみ的2014総集編
今年もあちこちへ出没、いろんな方にお世話になりました。ありがとう。
楽しい一年でした。『六甲山シーズンガイド春・夏』『六甲山シーズンガイド 秋・冬』と、年に本を2冊出したのも初めてでした。おかげでめちゃめちゃ忙しかったけど、なんとか発刊できたのは皆さまのお陰です。ありがとうございました。一年をさくっと振り返ってみます。
今年もあちこちへ出没、いろんな方にお世話になりました。ありがとう。
楽しい一年でした。『六甲山シーズンガイド春・夏』『六甲山シーズンガイド 秋・冬』と、年に本を2冊出したのも初めてでした。おかげでめちゃめちゃ忙しかったけど、なんとか発刊できたのは皆さまのお陰です。ありがとうございました。一年をさくっと振り返ってみます。
元陸上選手(短距離走)でスポーツトレーナーの松村卓氏と、武術研究家の甲野善紀氏による対談本。
『古武術に学ぶ身体操法』同様、読みっぱなしできちんと“身になってない”感じでずっと放置してたのだけど(そんな本は山盛りあるんだけど)。
ストレッチや筋トレの有効性に対する疑問をはじめ、現在“常識”とされていることを疑ってみるというところから、体幹を支える骨の重要性に着目した考え方などを展開。スポーツ界の悪弊などに関してもズバッと言及。西洋人と日本人は元々身体の使い方が違っていたこと、身体というものが潜在させている無限の可能性について…などなど。とても気になるテーマの本。
賛否両論はあると思うけど、スポーツ指導者とか、指導的立場にある人は一読してみて損ではないと思う。いろんな意味で。
『「筋肉」よりも「骨」を使え!』
ディスカヴァー・トゥエンティワン 刊
2014年5月 初版発行
【参考】
★まとめサイト「骨ストレッチ」
武術研究家の甲野善紀氏による“身体術”を巡る解説書で、2003年2月に岩波アクティブ新書から刊行された初出本に加筆して、新たな体裁で再刊行となったもの。
アメリカ流の科学トレーニング、走り込みや千本ノックといった、根性重視系の野球しか知らなかった桑田選手が、故障で苦しんだ後に「もうひとつ全く別なものに出会った気がした」と語ったという甲野式身体術。
一般的な「スポーツ科学」とは一線を画した内容で、「捻らない、うねらない、ためない」という、甲野流古武術的な身体の使い方について…。
『古武術に学ぶ身体操法』
甲野 善紀 著
岩波書店 刊(岩波現代文庫)
2014年3月 発行
極にゃみ的にばくっとまとめると…
自家製天然酵母と国産小麦にこだわった人気のパン屋さん、「タルマーリー」の店主が書いた、パン職人の目から見た“食”と“経済”にまつわるあれやこれや。
“イケてない”フリーター時代を経て、有機農産物の卸会社に就職したものの、食品業界のブラックな裏側を目の当たりにし、気力も体力も尽き果てていたある日、会ったこともない祖父が夢枕に立ち「おまえはパンをやりなさい」と告げた…。
お告げに従って会社を辞め(なんて素直!)4年半の修業ののち、2008年に千葉県南房総の古民家でパン屋を開業。ところが2011年の原発事故…。
まだ幼い二人の子供を放射能から守るため、西日本へ移転することを決意し、パン作りに適した地を求めて岡山県の勝山へ。
『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』
渡邉格 著
講談社 刊
ミシマ社 編集協力
2013年9月 初版発行
マルクスが指摘する、資本主義経済の矛盾のひとつは「生産手段を持たない労働者が、自分の労働力を売るしかない構造」だが、マルクスが提案する「労働者みんなで生産手段を共有する“共産主義”」が現代にマッチしているとは思えない、と。
(引用)
神戸元町南京町の南側、栄町にあるお洒落なカフェ併設パン屋さん。
半地下がパンの売り場、中二階がカフェになっている。
★Salvador(サルヴァドール)※食べログ
神戸市中央区栄町通2-1-3 Hakusanビル
078-333-9988
11:30~21:00 無休
先日某F社から某F社へ移動する際に前を通って、黒板に書かれた「フルーツグラタン」の文字に惹かれて…
初出は医学書院による看護師のためのwebマガジン「かんかん!」の連載を元に加筆修正して出された本。
少し前に読んだ『小商いのすすめ』と、ほぼ同時期に制作されているが、内容的にもシンクロしている部分があるように感じる。もちろん、一方は経済について書かれたもので、本作は老親の介護に関するものだから、全く別ジャンルなのだが、高度成長期から下降していく時代の流れと、成熟を越えて老いという段階へ向かう人のライフステージは、似ている部分がなくもない。老親の介護を経験することによって、ものを見る目が拡がったり、洞察が深まったということもあるのではないだろうか。
介護という世界の地味な壮絶さを淡々と描いている点でも非常に興味深かった。“老境”の入り口に差し掛かり、老いという現実から目を背けてはいられなくなってきた自分の問題でもあるのだから。
『俺に似たひと』
平川克美 著
医学書院 刊
2012年2月 初版発行
9年も使ってきたULサーマラップ「アクションジャケット」がヨレヨレに。
そうとうハードに着倒して、あちこち破れて袖口も伸び伸び。見るからにボロボロなれど、温かいので自宅に居る時はずっと着てたのだけど…(自室では暖房しないし)
ランドネ2月号が発売された。巻頭はお年玉企画で100アイテムが当たる読者プレゼント。最新のウェアからバックパック、シューズ、小物類まで盛りだくさんで、カタログ的に見てるだけでも楽しい。第一特集は「あの人と山道具」。人気のモデルさんやガイドさんたちの思い入れある山道具を紹介。家での収納方法や、お手入れ方法なども紹介。
第二特集は「雪山へ、つながる道」と題し、小屋泊で北八ヶ岳へのチャレンジを紹介。
極にゃみ的には「気になる山ショップ探訪」のコーナーを担当。大阪堀江の「UTILITY Outdoor Select Shop」さんをご紹介しています。カメラマンはK i i Tさん。とても魅惑的なお店ですよ。
白馬堂ROKKO主催の年納めハイク。集合時、曇り…
摩耶ケーブル下集合、なのにハイクアップ!?
ケーブルで上がろうよう!と言いたかったのだが…みんな歩くって言うし、気が弱いのでついて歩いた。
お茶の帰りの寄り道、中津の名店が西天満に二号店を出したというので…
野良チーム召集!
★大衆イタリアン屋台ブドウヤ
大阪市北区西天満2-7-24
06-6363-2108
17:00~翌5:00
六甲山大学山麓キャンパス「ミントサロン」12月度は“林業ジョシ”!!
林業従事者ではないのだが、森ガールなどとは一線を画し森林を愛好し、森林をテーマに活動しているジョシのグループ「そまのこ林業女子会@兵庫」が登場。
パワフルなラテン系姐御、いや、このヒトに関しては「女傑」という表現をよく見かける。ともかくアクティブに面白い企画を怒涛の如く繰り出してくるリベルタ学舎主催・湯川カナさんの本がついに発売に。店頭に並んだその日に書店へGo。
サブタイトルに“「脱・自己責任」と「連帯」でこれからを生きていく”とある通り、資本主義経済という仕組みが脅迫的に押し付けてくる「自己責任」に囚われてるとしんどくないか?というところから始まった(?)と思われる生き方の“指南書”。
『「他力資本主義」宣言』
湯川 カナ 著
徳間書店 刊
2014年12月31日 初版発行
「甦れ!日本人の股関節」という講習会とか、ユニークなワークショップとか、甲野善紀氏×釈徹宗氏対談、&moreといった、これまでにない面白い学びの機会を提供してくれる方。
本書でも、いろいろと面白い視点を披露してくれている。
『街場の憂国論』『街場の憂国会議
』に続いて読んでみた“街場”シリーズの最新刊。
まえがきに「僕たちが今いるのは、二つの戦争つまり「負けた先の戦争」と「これから起こる次の戦争」にはさまれた戦争間期ではないか。これが僕の偽らざる実感です。」とある。
単なる“憂い”であればそれに越したことはないが、そうとも言い切れない不気味な兆候は確かにある。選挙の争点は「経済」、と強調していたにも関わらず、ふたを開けたらとたんに「集団的自衛権」を持ち出すこの国…
著者は巻末にこう書いている。
あと五年十年先にこの本を読み返したときに「あの頃ウチダが書いていたことって、結局全部杞憂だったな。だって、今の日本はこんなに平和で、みんなこんなに幸福そうなんだから。どうだいこの本をひとつ『予測がめちゃめちゃ外れた、知性の不調の好個の適例』としてみんなで笑いものにしようじゃないか」というようなことをみなさんが言って大笑いしている風景をぜひ眼の黒いうちに見ておきたいというのが僕のささやかな願いであります。ほんとに。
…ってウチダ先生!ホントにそうなってもらわないと困ります!
どうか本当にそうなりますように、恐ろしい可能性について多くの人に知ってほしい。ぜひご一読を。
『街場の戦争論』
内田樹 著
ミシマ社 刊
2014年10月初版発行
例によって少しだけ抜粋と参考リンクを。
昨夜、「神戸アートビレッジセンター」にて「DAMNATION」の試写会。
神戸のアウトドア関係者を対象としたもので、白馬堂ROKKOあさやんのご縁で参加。神戸ザック星加社長ご夫妻はじめ、知った顔がちらほら。
渋谷アップリンクで先行上映が始まってますが、関西では「シネ・リーブル梅田」で1月10日から、「神戸アートビレッジセンター」は1月24日から。
★映画「DAMNATION」公式サイト…ココ!
パタゴニア創業者のイヴォン・シュイナードが製作責任者、生態学者で水中写真家のマット・シュテッカーが共同プロデューサー。川を愛する人々の目線は、山好きな人々と同質。とても共感できるし、見ていてワクワクする作品。
データ入力の助っ人シゴトでカンヅメDayにつき、妄想食べ物ネタ。
六甲道にある、自家製生パスタが美味しいお店…山幹六甲口交差点のちょい東にある。
★BRABONO
神戸市灘区高徳町6-1-8
078-843-1012
11:30~14:00(L.O) 17:30~21:30(L.O) 月曜定休
朝一番、まずは投票へ行きまして。ホントに大事な選挙なのです。民主主義が保てるかどうか、憲法に謳った戦争放棄が護られるかどうかの瀬戸際の。
で、木曜クラスと同じコースで樫ヶ峰へ。今日は晴れ。けど寒かった。
けど、景色は抜群。
独裁者に憧れる困った政治家がノタマう「戦後レジームからの脱却」ではなくて、本当の意味でこの国は「戦後が終わってない」のだということを、終戦直後から(一部開戦時)憲法成立の経緯や、米国との関係、天皇の関わりなどに関して、膨大な資料を基に読み解き解説した本。
非常に衝撃的な内容で、これほど重大なことがこれまで闇の中に隠され続けてきたことそのものにも衝撃を受ける。
『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』
矢部宏治 著
集英社インターナショナル 刊
2014年10月29日 初版発行
まずはコチラ…
★無料立ち読みサイト…ココ!
(1/3くらい読めます)
★刊行記念・矢部宏治氏・元外務相国際情報局局長孫崎享氏対談…ココ!
冒頭でまず紹介される資料。
沖縄・普天間飛行場所属のヘリの旋回訓練の航跡図(2011年8月・沖縄防衛局調査)
(引用)
米軍の飛行機は日本の上空をどんな高さで飛んでもいいことになっています。もちろん沖縄以外の土地ではそれほどあからさまに住宅地を低空飛行したりはしませんが、やろうと思えばどんな飛び方もできる。そういう法的権利を持っているのです。
(中略)でもそんな米軍機が、そこだけは絶対に飛ばない場所がある。
(中略)アメリカ人が住んでいる住宅の上では絶対に低空飛行訓練をしない。
なぜでしょう?
もちろん、墜落したときに危ないからです。
上の図、上部に全く航跡のないエリアがありますが、そこがまさにアメリカ人居住区。
2014年12月12日付の神戸新聞朝刊に「県内各地で不思議な現象」との記事。
10日から11日にかけて「サンタとトナカイのような形をした謎の物体が夜空を飛行」「鉄人28号のモニュメントにサンタのような影が写り込んでいる」などの情報が。
目撃されたのは三田市、有馬温泉、灘の酒蔵、鉄人28号、明石海峡大橋の5か所で、頭文字をつなぐと「SANTA」となることから、サンタがその存在をアピールしているのではないかとの見方。
昨年の今頃にもこんな記事があったけど、ええわぁ神戸新聞さん。
も少し記事を拡大してみましょ。
年に1、2回の不定期ミーティング?で、かつての“戦友的上司”F氏と一献。
前回が5月なので7か月ぶりか。いろいろ積もる話もありつつ…
あちらは海の人、こちらは山の人なのだが、今回「レスキュー」で接点が。
阪急宝塚駅とJR宝塚駅を結ぶ高架橋に販売員さんがいらしたので購入。
わずか350円で、大手メディアが報じない大事なことが載っています。
ホームレスの方の自立支援の仕組みも組み込んだ画期的な雑誌です。
★公式サイト…ビッグイシュー日本版
表紙はスペシャルインタビューに登場の“Gotch
”さんこと後藤正文氏(ASIAN KUNG-FU GENERATION
)。
「ホームレスとか関係ないし」と思ってるアナタ。
いまその状況にある方たちも、そうなるまではそう思っていらしたはず。
経済が右肩上がりで成長していた時代とは違うフェーズに入ってます。
“相互扶助”の仕組みは、いつか自分を救ってくれるかもしれません。
新神戸駅から500mほど南、生田川の右岸でヒマラヤ桜が咲いている。
ヒマラヤ山脈の標高1100~2300mくらいの暖温帯が原産地のサクラ。
神戸では例年12月に咲くが、今年は一気に咲かないようで、もう散りかけている花もある中、つぼみもまだまだたくさん。しばらくは“冬のお花見”が楽しめそうです。
★場所は・・このへん
花のアップをどうぞ。
今年読んだ本の中で、もしかしたら自分にとって一番“腑に落ちた”かもしれない一冊。とてもとてもオススメです。
要約もしにくいし、私の稚拙な言葉でまとめたところで内容をきちんと理解してもらえるとは思えないので、絶賛お勧め、とだけ書いておく。
ここしばらく、生き方そのものを考え直すような示唆的な書物に次々と出会っている感があって、それは例えば
『里山資本主義』 、
『脱資本主義宣言 グローバル経済が蝕む暮らし』 、
『脱グローバル論 日本の未来のつくりかた』、
『成長から成熟へ さよなら経済大国』、
『食の終焉 グローバル経済がもたらしたもうひとつの危機』、
『「里」という思想 』。
そしてタイトルに「小商い」をつけた
『今ある会社をリノベーションして起業する~小商い“実践”のすすめ』 など。
これらの書物を通じて、マネー資本主義やグローバリズムに対する懐疑がどんどん膨らんできていたのだけど…
「経済成長」なんて幻想はもう埋葬していい。アホノミクスもいらない。TPPなんて地球外追放してほしい。そして、そんなものを今回の選挙のネタとして騙るような政治家は相手にしなくていい。御用メディアに成り下がってる某国営放送も全国紙ももういらない。
さらに言うと、自分だけ国外脱出するとか隠遁生活するとかっていうオプションをちらつかせる人々に対して感じていた“なんとなくな違和感”も、これでスッキリした。
「いま・ここ」に生れ落ちてしまったことを、自らの意思で必然にしていく。
自分が“寄って立つ”場所(ローカル)を大事にする。
できたら、同じように感じている人々とネットワークしていく。
それも、草の根とかゲリラ的な感じで。
『小商いのすすめ 「経済成長」から「縮小均衡」の時代へ』
平川克美 著
ミシマ社 刊
2012年1月 初版発行
★平川克美さん×中島岳志さんトークイベント
(前編)…ココ!
(後編)…ココ!
少しくらい抜粋して読んでも内容を理解することは難しいと思うのだけど、極にゃみ的覚書として…。
12月最初の日曜日は、毎年恒例白馬堂ROKKO主催の清掃ハイク。
なのだけど、ガイドハウス駐在当番だったので、白馬堂チームを見送って…。
クリスマスモードの六甲ケーブルで山上へ。BGMもクリスマスソング。
山上駅にもお洒落なデコレーションが登場してた。
昨年に続き、2回目となる「シム記念・摩耶登山マラソン」が開催された。
ボランティアで誘導スタッフをすることになり、臨時便のケーブルで山上へ。
山上はきりっと冷えて、寒いけれど気持ちのいい快晴。ゴール会場の設営はほとんどできていて、消防隊も出動待機。
巷にあふれる、感情過多な言葉の数々。著者はそれらを“ポエム”と呼び、蔓延するポエムについて綴った一冊。
“ポエムは、強いて定義するなら「詩になりそこねた何か」、あるいは「詩の残骸」と呼んでしかるべきものだ。両者の関係はバターとマーガリンの関係に似たものだ、と言えばよいのかもしれない。”
ポエム化するこの国の“言葉”づかいについて考察しつつ、その正体を“幼児性”と看破。
そう言えば、この国の首相の言動についても、「幼児的だ」という批判があるけれど、そう考えてみればそうかも。
そして、そんな幼児的な言動を是とする層がそれなりにいるわけだから、もしかするとこの国そのものが幼児化しているのかもしれない。
で、それってもしかして、国民を幼児化することによって、マスコミの煽りに乗って画一的な消費行動に走る“都合のいい”消費者に仕立て上げたいグローバリズムという悪魔が何か仕掛けをしているのではないか…?などと勘繰りたくなるのだが、穿ち過ぎだろうか?
★(著者に会いたい)『ポエムに万歳!』 小田嶋隆さん…ココ!
例によって極にゃみ的に気になった部分をちょこっと引用。
熊野の香酸柑橘(酢みかん)「さんず」がとても美味しくて、お気に入り。
んで、あちこちに「おすそ分け」したりしてるのだけど…
ちょっとだけおすそ分けしたD-yan師匠が、近頃流行り系のお菓子“ウィークエンド”に仕立ててくださった。
生地そのものはどっしり系の日持ちのするものだけど(だからウィークエンドに帰省するときの土産)、アクセントにレモンを使った、さっぱり爽やかな焼き菓子。
1995年1月17日からもうすぐ20年。十年ひと昔というならもうふた昔か。
鎮魂と復興への思いを込め、あの痛ましい記憶を忘れずに語り継ぐためにとはじまったこの行事も、神戸の冬の風物詩となった感がある。
神戸ルミナリエ、今年も12月4日(木)に開幕。
もうすっかり準備が整っていた。
会期 2014年12月4日(木) ~ 12月15日(月) 12日間
月~木 18:00頃 ~ 21:30
金 18:00頃 ~ 22:00
土 17:00頃 ~ 22:00
日 17:00頃 ~ 21:30
昨夜、ご用終わりの元町で…
試験点灯が行われているのを目撃。プレス関係の方がたくさん来てくださってたので、いろんなメディアで報道されていることと思うが、ひとあし早い光のアートを少し。
移動途中の空き時間を利用して、本日開店のボルダリングジムに寄り道。
阪急西宮北口駅北東、駅から徒歩4分という好立地。小ぎれいな新築ビル?
★be colorful
西宮市長田町1-27
0798-31-0940
平日(火~金曜日) 13:00~21:30
土・日・祝日 10:00~20:00 月曜定休
初回登録料 1000円
平日利用料(大人)2000円(20:00以降1500円)
※大学生・中高生・小学生料金設定あり 休日は200円割増
まえがきより「九・一一のテロ以降、かつて憧れたアメリカの変貌ぶりに、私は失望されられっぱなしだった。自由の国。誰にでもチャンスが与えられる夢の国アメリカは、いまやすべてをマネーゲームの商品にしながら、世界規模で暴走中だ。」
著者の堤未果さんが『(株)貧困大国アメリカ 』で書いたとおり、市場原理が介入すべきではない領域、福祉や教育、公共サービスなどの“聖域”を、莫大な資本力と“回転ドア (revolving door) ”を行き来する優秀なロビイストを駆使して、大きな利潤を上げる“マーケット”に変えてきた恐るべき流れが、次にターゲットとしたのは「医療」。
とてつもなく衝撃的な一冊。アメリカで起きている恐ろしい事態をリアルにレポートしている一冊。ぜひ、一人でも多くの人に読んで欲しい一冊。
わが国では“あって当然”と認識されている「国民皆保険制度」が、資本家の手に売り渡されたらいったいどうなるのか。
庶民は病気や怪我をしても医療を受けることができない、あるいは受けたらその支払いで破産するしかないという恐ろしい事態が…(嘘だと思った方はご一読を)。
『沈みゆく大国 アメリカ』
堤未果 著
集英社 刊(集英社新書)
2014年11月19日 初版一刷発行
★集英社 『沈みゆく大国 アメリカ』特設サイト…ココ!
最近のコメント