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『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』

独裁者に憧れる困った政治家がノタマう「戦後レジームからの脱却」Nihonha_nazeではなくて、本当の意味でこの国は「戦後が終わってない」のだということを、終戦直後から(一部開戦時)憲法成立の経緯や、米国との関係、天皇の関わりなどに関して、膨大な資料を基に読み解き解説した本。
非常に衝撃的な内容で、これほど重大なことがこれまで闇の中に隠され続けてきたことそのものにも衝撃を受ける。

『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』
矢部宏治 著
集英社インターナショナル 刊
2014年10月29日 初版発行

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冒頭でまず紹介される資料。
14125805221
沖縄・普天間飛行場所属のヘリの旋回訓練の航跡図(2011年8月・沖縄防衛局調査)

(引用)
米軍の飛行機は日本の上空をどんな高さで飛んでもいいことになっています。もちろん沖縄以外の土地ではそれほどあからさまに住宅地を低空飛行したりはしませんが、やろうと思えばどんな飛び方もできる。そういう法的権利を持っているのです。
(中略)でもそんな米軍機が、そこだけは絶対に飛ばない場所がある。
(中略)アメリカ人が住んでいる住宅の上では絶対に低空飛行訓練をしない。
 なぜでしょう?
 もちろん、墜落したときに危ないからです。

上の図、上部に全く航跡のないエリアがありますが、そこがまさにアメリカ人居住区。

憲法制定にまつわる事情、そして国民に知らされることのない闇の中での取引、駆け引き…どうして原発があれだけ取り返しのつかない事故を起こしたのにやめられないのか、どうして“外国の軍隊”が国内に駐留して出て行かないのか。小沢一郎氏はなぜ冤罪に陥れられたのか。
日本の本当の権力の所在が、オモテの政権とはまったく関係のない『どこか別の場所』にある、ということを明らかにした本。

(引用)P104 「福島の謎」より 
「なぜ自分たちは、人類史上最悪の原発事故を起こした政党(自民党)の責任を問わず、翌年(2012年)の選挙で大勝させてしまったのか」
「なぜ自分たちは、子どもたちの健康被害に眼をつぶり、被曝した土地に被害者を帰還させ、いままた原発の再稼働を容認しようとしているのか」
「なぜ自分たちは、そのような『民衆を屈服させるメカニズム』について、真正面から議論せず、韓国や中国といった近隣諸国ばかりをヒステリックに攻撃しているのか」 

 そのことについて、歴史をさかのぼり本質的な議論をしなければならない時期にきているのです。

明日の選挙は重要な選挙です。決して棄権することのありませんよう。
二度と戦争をしない国でいるための選択を。ここで道を誤ると、この国はたいへんなことになります。

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コメント

>日本の本当の権力の所在が、オモテの政権とはまったく関係のない『どこか別の場所』にある…

このことを前提に
動向を読んでみると…すべてが腑に落ちるから不思議。

民主的にみんな仲良く…より
札束持って、人を牛耳じる側にいたい…人の心に潜む
黒いしゃれこうべ、これぞ妖怪の喜ぶオ馳走。

投稿: 同人 オバカッチョ | 2014年12月15日 (月) 17:03

ホントに…

他者を搾取して得た富を「豊か」と思える感受性の1%が世界を支配しようと思っても、
助け合い支えあう世の中の方が「豊か」だと思う人々が、賢く協働していけますように。

投稿: にゃみ。 | 2014年12月15日 (月) 17:29

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