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『THE BIG ISSUE JAPAN』 vol.252(2014 Dec.1)

阪急宝塚駅とJR宝塚駅を結ぶ高架橋に販売員さんがいらしたので購入。
わずか350円で、大手メディアが報じない大事なことが載っています。
ホームレスの方の自立支援の仕組みも組み込んだ画期的な雑誌です。
★公式サイト…ビッグイシュー日本版
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表紙はスペシャルインタビューに登場の“Gotch ”さんこと後藤正文氏(ASIAN KUNG-FU GENERATION )。

「ホームレスとか関係ないし」と思ってるアナタ。
いまその状況にある方たちも、そうなるまではそう思っていらしたはず。
経済が右肩上がりで成長していた時代とは違うフェーズに入ってます。
“相互扶助”の仕組みは、いつか自分を救ってくれるかもしれません。

「上から目線」じゃなくて、本気で他人事じゃないと思っています。
「屋根」と「壁」がある環境で日常を過ごせるありがたさ。それってデフォルトで付与されることではなくなってきています。

それはさておき、メインの特集。Gotchさん。
2003年にメジャーデビュー、当時は「社会的な活動をしている人を全く信用していなかった」そう。環境保護や発展途上国の貧困問題などに関わるミュージシャンを見ても、なぜそんなところにコミットできるのか理解できず、社会の底辺を支える活動になど全く目が向いたりはしなかったが、自衛隊のイラク派兵の頃から徐々に疑問を抱くように。
欧米ではミュージシャンが政治的な発言をすることは当たり前だが、日本では賛否両論で、自ら「炎上王」を自認するほど批判を浴びることもありつつ社会問題に関わるように。東日本大震災後の2011年からは「THE FUTUR TIMES」を自費発行、「未来を考える」をテーマに、マスメディアがあまり伝えない情報を発信。
★ご本人の「日記」、THE FUTURE TIMES「暮らし方で社会を変える」~憲法と民主主義 (対談:木村草太×後藤正文)もご参考まで。

また、「戦争にはいきません」と題し、“良心的兵役拒否”についての特集も。
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昨年12月に、異常な強行採決が行われた「特定秘密保護法案」に反対する学生たちのグループ「SASPL(特定秘密保護法に反対する学生有志の会)」※のデモの様子を雨宮処凛さんがレポート。折しも、法律施行の2014年12月9日・10日に官邸前抗議行動が行われている。
※昨年12月に結成されたこの組織は、特定秘密保護法案施行までの限定的なものであり、2014年12月10日を以て「自由と民主主義のための学生緊急行動 」にフォーマットチェンジ。

この、民主主義の大原則を否定するような流れに、著名なキャスターが「民主主義が終わった」とコメントしたことは有名だが、この学生たちは「終わったのなら、また始めればいい」と叫んだ。まったく正論。

言論の自由を制限する可能性のある法律をごり押しで通し、消費税増税で庶民を苦しめる一方で大企業優遇の政策ばかりを推し進める、与党の暴走を止めなければ。アホノミクスの失敗はもはや誰の目にも明らかだし、「トリクルダウン」が幻想だったこともはっきりしたではないか。
この選挙ではっきりとNO!を突きつけないと、本当にこの国は終わってしまう。“また始める”前に、弱者は淘汰されてしまうかもしれない。

ところで…
「良心的兵役拒否」なんて日本で関係ないと思いますか?
解釈改憲だの集団的自衛権行使容認だの、訳のわからない論法で“戦争のできる国”にしようとしている今。海外派兵なんて事態になったら、自衛隊に残る人がどれだけいますか?志願制で維持できなくなれば徴兵制が復活するのは明らか(イマドキ、オトコだけとは限りませんよ。娘しかいないから関係ないってことはない)。
この国がいろんな部分で“後追い”をしているアメリカでは、“経済徴兵”が現実に。貧困政策によって借金を抱えた若者が軍隊に送り込まれるという事態が実際に起きています。他人事ではありません。
★参考→『(株)貧困大国アメリカ

良識ある判断の元に、一人でも多くの方が投票に行きますように。とりあえず自民以外で。

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