『食べたら種まき ベランダでできるリサイクル農園』
『自家採種入門 生命力の強いタネを育てる
』に続いて、タネに興味があって読んでみた一冊。土に投げ入れた生ゴミから野菜のタネが発芽したことがきっかけで、植物の種の強い生命力に気づき、以来食べた野菜や果物のタネを播いては育てるようになり、4年間でなんと100種類も育てたという著者による「食べまき」の紹介。
『食べたら種まき ベランダでできるリサイクル農園』
ヒナ 著
祥伝社 刊
2011年8月 初版発行
極にゃみ的にも、いろんなタネを発芽させるのは大好きで、あれこれトライしてみたことがあるのだけど、こんなになんでも育つとは。なかなか面白い本だった。
簡単に芽が出るものと、そうでないものがあることには気づいていたのだが、タネにはいろいろと秘密があるのだった。
タネの採り方、保存のしかた、播くタイミングなど、種類によっていろいろ。
水に漬けて沈んだものがよいタネであるものもあれば、カボチャのように浮くのがデフォなものもあり、低温で休眠させないといけないものや、殻の一部を割ってやらないといけないものなどもある。タネの寿命もまちまちで、1~2年で発芽力を失うものから、何年ももつものも…
それから、米ぬかを利用した生ごみ堆肥の作り方や、著者が「はんぺん」と呼ぶ土着菌を使った発酵法なども面白かった。いろいろトライしてみたいことばかり。
★著者ブログ「種はゴミじゃない」
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