『私たちの放射線副読本』
富山県の市民団体「とやま原子力教育を考える会」が、放射線の危険性や原発事故の歴史などをまとめた中高生向けの冊子「私たちの放射線副読本」を作成。
放射線に関する基礎知識がわかりやすくまとめられていて、福島原発事故後のこの国で生きていくために最低限知っておくべき内容だと思う。平易なことばづかいで、図や写真も多用、大人にとっても非常に読みやすい内容となっている。
また、出典や引用元をすべて明確に表記してある点もありがたい。
『私たちの放射線副読本』
とやま原子力教育を考える会 編集
2015年5月 発行
1冊500円で頒布。
◆とやま原子力教育を考える会
★中日新聞web 富山版2015年7月6日
「放射線の真実記す 県内主婦ら 中高生向け冊子作製」…ココ!
文科省が2011年10月に発行した「放射線副読本」は、放射線の危険性等にほとんど触れておらず、問題点があることはいろいろな方が指摘している。
(一例)
★山本正樹氏「文部科学省 放射線等に関する副読本の問題点」
…ココ!(2012年5月)
★ 「文部科学省パンフについて」核戦争に反対する医師の会
生協きたはま診療所医師・聞間元氏「原発・放射線の真実を教えるために」
…ココ!
★「フクシマを忘れるな、全国の学校でフクシマを学ぼう 新しい放射線副読本 ここが問題!!」(PDF)
…ココ!
独自の“副読本”を作ろうという動きはほかにもある。
★福島大学 教員有志による「放射線と被ばくの問題を考えるための副読本」(PDF)
…ココ!
ちなみに、元祖はコチラ
★文部科学省 新しい放射線副読本(PDF版) …ココ!
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