六甲山大学ミントサロン【六甲山と水】
六甲山大学山麓キャンパス「ミントサロン」へ。夕景がきれいだった。
今回は、前六甲摩耶鉄道社長の上田均氏がゲストスピーカー。長年山上勤務で“山賊稼業”をされてきたのが、山から下ろされ、二足の草鞋でアレコレご活躍中。
今回は六甲山の「水」にフォーカスしたお話を。
六甲山と言えば… アンケートによると、自然、夜景、牧場、、、
いろいろある中で、「六甲の水」という回答が意外と多かったとか。
六甲山地は市街地に比べて雨が多く、霧も多い。山上には池が多くあるが、かつて製氷地として使うために人工的に作られたものがほとんど。冬にはスケート、夏にはボート遊びなどレジャーにも使われた。
摩耶山の産湯の井、日本三大神滝のひとつ布引の滝など、水にまつわる伝説や名所旧跡も多い。
六甲の水と言えば布引の水が有名だが、同じ六甲山地でも、南側と北側では水質が違うそう。「六甲のおいしい水」も、以前に灘区で取水しているときは硬度が84だったのが、現在の西区のものは硬度32でより柔らかな水。
布引で取水している「神戸ウォーター」は、花崗岩の砂礫層で磨かれた硬度113の“中硬水”。カルシウム含有量が多く、シリカ、サルフェートなどを豊富に含んだ、美味しく健康にもいい水。
この水を使ってクラフトビールを作っているのが、「In Tha Door Brewing」@二宮。終了後、上田さんを囲んで、できたばかりの神戸のビールを味わいに!
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