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『明治維新という名の洗脳』

明治維新のイメージは、と言えば、近代の夜明けであり、重苦しい封建社会からMeiji_ishin_senno明るい民主主義社会の始まり、という感じ。
封建社会がよかったとは思わないけれど、実際にその時代を生きていた人々は、不幸だったのだろうか?
一部の支配階級以外の庶民は自由もなく搾取されるばかりで、楽しいことなど何もない暗い人生だったのだろうか?
当事者たちがどうであったかを私は知る由もないが、それでは逆に、格差がどんどん拡大しつつあるこの国、あるいは格差社会という意味でも“先進国”たるアメリカの庶民たちが、いま、本当に幸せな人生を過ごせているだろうか?そんなことを考えさせられた一冊。とても面白い。必読。

『明治維新という名の洗脳 150年の呪縛はどう始まったのか?』
苫米地英人 著
ビジネス社 刊
2015年10月 初版発行

大政奉還から明治維新を経て日本は近代化していったわけだが、その後の歴史を見てみると、戦争ばかりが続いている。
戊辰戦争で徳川幕府が倒れ、明治政府樹立後の明治6年に徴兵制が始まり、翌明治7年には台湾出兵。以後、日清戦争、日露戦争、そして第一次世界大戦、第二次世界大戦…
300年の太平の世が続いた日本が、いきなり武装して戦争を始めたのには理由があったのだ。

「明治維新が明るく、素晴らしいものであったというのは、支配階級が仕掛けた印象操作によるもの」というのが本書の結論。
決して陰謀論とかトンデモ本などではなく、きっちりと資料を読み込んで、冷徹な分析の元に書かれている。

いま、とても危うい状況にあるこの国、なぜ70年の平和を破って戦争に向かおうとするのか。
そこをよく見極めなければならない。
対テロ戦争などというものもしかり。911のあと、アメリカが何をしてきたか。そしてその結果どうなったのか。
戦争によって平和は作れない。殺戮が生むのは憎しみと不幸の連鎖だけだ。
そして、戦争状態が続くことによっていったい誰が得をするのか。
99%の我々こそがよく考えなければ。

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